番外編1[榊家にお泊まり:5目・榊side] ページ37
そのまま部活は終わりの時間を迎えた
A:「今日は見ていてすごく楽しかったです。明日も来るのでよろしくお願いします!」
さすがはAだ。きちんとした挨拶ができている。
笑顔も社交辞令…のはずだ
部員たちはAのことを褒めているが当たり前だろう?
ー…………ー
次の日 氷帝学園
Aは図書室にいたいと言った。職員室にいるよりかはマシだな。
A:「太郎お兄ちゃんの隣に並んでも恥ずかしくない女の人になるんだ!」
なんて可愛らしい事を言ってくれるんだろうか
ー…………ー
やっと昼休みの時間になった。Aに会える時間だ
図書室に来たが…何だこの人集りは。よく見たら2年生だな。
人集りの中に小さい子を見つける
榊:「A!」
名前を呼ぶとすぐにAは私に飛びついてきた
疲れているのがわかったのでAを抱き締め頭を撫でる。Aが安心しているのがわかる。
疲れるような場所にいてはいけないな。このままでは私も質問攻めに会うだろう。私は足早に移動することにした
ー………ー
夜
榊:「もうAは寝る時間だな」
榊:「それじゃあA、お休み」
私:「今日は太郎お兄ちゃんと一緒に寝る!」
全員:「えっ」
驚きを隠せなかったのは私だけではなかった
1人のメイドがAに確認するがAは意志を変えない
A:「ダメ…?」
ダメなわけが無い
榊:「そんな事は無い。寝室に行こうか」
それから寝室に向かう。Aは私の腕の中でうとうとしていた。
ベッドに入るとAは私に甘えてくる。なんて可愛らしいんだろうか。
前髪が流れ、現れたおでこにキスを落とす。
ー…………ー
朝起きると隣にAがいる。まるで天使の様な寝顔で幸せそうに眠っている。
榊:(もうしばらく…このままでも)
A:「ん〜…」
榊:(起こしてしまったか…?)
Aはゆっくり起き上がりふらふらとした足取りで部屋の外に行こうとする。だが、すぐに扉が開き使用人達が入ってくる
全使用人:「おはようございます!いい朝ですね!」
榊:(いつもはこんな事はしないのに、なぜわざわざ挨拶をしに来るんだ)
使用人はAを連れて行ってしまった
そしていつもよりも豪華な朝食を出され、長い朝を過ごした
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榊side長い…こんなになるなんて思わなかった…
see you
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リアン - とても楽しく読ませて貰いました!こんな素敵な作品に会えて幸運ですね! (3月15日 4時) (レス) @page20 id: fca60e1924 (このIDを非表示/違反報告)
茶琥子(プロフ) - 真理さん» 夢主ちゃんは日本人なので黒ですね。夢主ちゃんは完全に日本人だけど、どこの国でも美しいと言われる様な見た目をしていると思って欲しいです!詳しい見た目はこちら側では余り指定はしない…と思います。コメントありがとうございました! (2022年4月22日 21時) (レス) id: cf417ed502 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 茶琥子さん的には、主人公の瞳の色は何色なんですか? (2022年4月20日 21時) (レス) id: e4b8da2006 (このIDを非表示/違反報告)
奈々ミン - この、作品めっちゃ面白いですね❗ (2022年2月5日 22時) (レス) @page13 id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶琥子 | 作成日時:2021年12月4日 22時