24話[榊家にお泊まり:10目・氷帝学園偏] ページ29
生徒1:「あっ、あの子って…」
生徒2:「榊先生が連れてきた子だよね?」
その中にはテニス部員もいたようで私の事を説明していた。どうやら調べ学習をする為に図書室に来たようだ。
私:(2年生かな?)
すると1人の生徒が話しかけてくる
生徒3:「ねぇねぇ。なんの本読んでるの?」
私:(グイグイ来るな…勉強しなくていいのかな)
私:「古文全集だよ」
生徒3:「えっ凄いね!難しい本じゃん!わかるの!?」
私:「わかるよ。お姉さん達は何か調べ物?」
生徒3:「ん"んっお姉さん…」
私:(やらかし丸…?)
生徒3:「氷帝学園の周りの歴史を調べる為に来たの」
私:「そうなんd」
生徒4:「あっ、ずるいぞ!」
またか…またハーレム状態か…可愛いのも楽じゃないね
騒ぎに気づいた先生は生徒たちに注意し、課題に取り組ませた。ちょうど国語の先生だったようなので私は古文を教えてもらう事にした。
それから昼休みになり、生徒たちに囲まれる
生徒5:「どこから来たの?」
生徒6:「いつまで学校にいるの?」
そしてまた質問攻め
私:(太郎お兄ちゃん早く来て!)
榊:「A!」
私:「た、たろ〜お兄ちゃん!」
Aは人混みを避け、榊に飛びつく
榊:「すまない。待たせてしまったな」
私:「ううん。大丈夫…」
私:(よかった。あと少し遅れてたら凄く面倒な事になってたよ)
榊はAを抱き締め、頭を撫でる
私:(落ち着くわ〜)
生徒達は私たちの行動を見てザワザワしている
生徒7:「榊先生ってあんなに優しい顔するんだ」
生徒8:「榊先生羨ましい」
私:(太郎お兄ちゃんは優しいと思うけど…テニプリでも部員達には甘かったし)
榊:「行こうか」
ー……………ー
お風呂場
私:「今日も楽しかったな〜。もうここで過ごすのも最終日だし、明日は学校で何しようかな」
私:「…最後だし、甘えてもいいよね?」
ー………ー
榊:「それじゃあA、お休み」
私:「今日は太郎お兄ちゃんと一緒に寝る!」
全員:「えっ」
榊も使用人も驚きを隠せない表情だった
メイド:「A様…よろしいんですか?」
私:「うん!最後の日だから太郎お兄ちゃんと一緒にいたい!ダメ…?」
全使用人:「そんな事はござい…」
榊:「そんな事は無い。寝室に行こうか」
榊は使用人の声を遮りAを抱き上げた
私は使用人の人達におやすみなさいと挨拶をし、スマイル&手を振った
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see you
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リアン - とても楽しく読ませて貰いました!こんな素敵な作品に会えて幸運ですね! (3月15日 4時) (レス) @page20 id: fca60e1924 (このIDを非表示/違反報告)
茶琥子(プロフ) - 真理さん» 夢主ちゃんは日本人なので黒ですね。夢主ちゃんは完全に日本人だけど、どこの国でも美しいと言われる様な見た目をしていると思って欲しいです!詳しい見た目はこちら側では余り指定はしない…と思います。コメントありがとうございました! (2022年4月22日 21時) (レス) id: cf417ed502 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 茶琥子さん的には、主人公の瞳の色は何色なんですか? (2022年4月20日 21時) (レス) id: e4b8da2006 (このIDを非表示/違反報告)
奈々ミン - この、作品めっちゃ面白いですね❗ (2022年2月5日 22時) (レス) @page13 id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶琥子 | 作成日時:2021年12月4日 22時