20話[榊家にお泊まり:6目・氷帝学園偏] ページ25
太郎お兄ちゃんと話してるのもつかの間、すぐに行ってしまった。
私:(先生たちも忙しいから私に構ってる暇なんかないでしょ。でも暇だなぁ。本とか持ってきてないし)
すると北欧系の男の人がAに話しかけてきた。どうやらALTの先生のようだ。
ALT:「Hello.」
私:「He…Hello.」
私:(めっちゃにこにこしてるし…子供が好きなのかな?)
私:「I can speak English.Is it for me something.」《私は英語を話せますよ。何か用ですか?》
ALTの顔はまるで子供のような笑顔になった。そしてすぐさまマシンガントークをしてきた。私が困っているのを見たからか…30代後半だろうか、女の人がやってきた。どうやら英語の先生のようだ。すぐにALTを止めてくれた
英先:「Aちゃん凄いね。賢いとは聞いてたけど、英語も話せるなんて」
私:「勉強するのが好きなんです。さっきも数先に勉強を教えてもらいました」
英先:「…もしAちゃんがよかったら授業にでてみない?」
私:「えっ。いいんですか?」
ALT「Wow!good idea!いいですね」
私:(ちょうど暇してたし、それに偏差値の高い学校の授業を受けることが出来るのはいいことだ…あっ、でも英語はやってるしなぁ…いや暇が紛れるなら…どんな授業やってるのかも気になるし)
私:「でも、私が行ってもいいんですか?」
英先:「もちろん!生徒にも良い影響になるだろうし」
私:「やったぁ!ありがとうございます!」
Aはにっこり微笑む
ALT:「こ、これがJapanese"Moe"!」
私:(外国人の人も萌えって言葉知ってるんだね)
ー…………ー
この事を榊に話した
榊:「…」
榊は険しい顔をしている
私:(まあ、そんな顔をすると思ったよ。でも授業行きたいし…ここは必殺!)
私:「たろーお兄ちゃん…私、授業行きたいなぁ…」
上目遣い+榊の手を握る
効果はバツグンだ!
榊:「仕方ない…だがちゃんとやるんだぞ」
私:「はい!」
ー…………………ー
という事で私は授業に行けるようになった。連れてこられたのは1年生の教室だった
私が教室に入ると生徒たちがザワザワと盛り上がる様子が見えた
始まりの挨拶をし、私に自己紹介を促す
私:「佳瑚Aです。3歳です。1時間、よろしくお願いします!」
私は満面の笑みをしてみせる
ーーーーーー
see you
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リアン - とても楽しく読ませて貰いました!こんな素敵な作品に会えて幸運ですね! (3月15日 4時) (レス) @page20 id: fca60e1924 (このIDを非表示/違反報告)
茶琥子(プロフ) - 真理さん» 夢主ちゃんは日本人なので黒ですね。夢主ちゃんは完全に日本人だけど、どこの国でも美しいと言われる様な見た目をしていると思って欲しいです!詳しい見た目はこちら側では余り指定はしない…と思います。コメントありがとうございました! (2022年4月22日 21時) (レス) id: cf417ed502 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 茶琥子さん的には、主人公の瞳の色は何色なんですか? (2022年4月20日 21時) (レス) id: e4b8da2006 (このIDを非表示/違反報告)
奈々ミン - この、作品めっちゃ面白いですね❗ (2022年2月5日 22時) (レス) @page13 id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶琥子 | 作成日時:2021年12月4日 22時