��-�� ページ17
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唯「あの、大丈夫なんですか？
さっき、一人でどうにかするって」
教えられた場所に、南って人の特徴
これならレッドラムの件は片付くかも知れない。
A「…うん。大丈夫」
私にそんな質問を投げかける唯ちゃんは
心配そうに聞いてくる。
でも私一人じゃ確かに無理だから、ジュンに頼む。
私が頼れるのはジュンしかいないから。
唯「…あの、Aさんは兄と同じ学校なんですか」
A「…うん」
いいか、唯ちゃんなら言っても。
唯「鳳仙って、女の人いるんですね…」
A「…あー、私だけだよ。色々あって」
唯「そうなんですか？」
A「普通怖いよね、
あんな坊主ばっかのヤンキー高校」
その言葉に、苦笑いの唯ちゃん。
多分、唯ちゃんの学校の方じゃ
鳳仙の奴は見ないんだと思う。
家にいなきゃ学校かもしれないって、
佐智雄に学校も教えてもらったけど
あそこら辺じゃ確かに見ないと思う。
唯「…あの、」
A「ん？」
唯「もしかして、兄と付き合ってるんですか？」
A「…は、？」
一瞬の沈黙の後
食い気味にそう聞いてくる唯ちゃん。
A「いや、違うけど…」
唯「…彼女出来れば、
少しは過保護じゃなくなるかなって思ってるんですけど」
あぁ、そう言う事か
A「…でも、心配してくれる人が居るって
すごい事だと思うよ」
唯「…」
A「私も兄みたいな奴らが居るんだけど
少し怪我すればすごい心配してくれて
煩いって思うけど…
居ないよりいいと思うんだね」
血の繋がった本当の家族だからこそ
言えない事もあるんだろうけど
A「そろそろ行くね」
唯「あ、…あの！」
鬼邪校との事もきになるし
牙斗螺のことも調べなきゃ。
そう思って立ち上がると
唯ちゃんも立ち上がって
唯「本当に、大丈夫なんですか」
A「…うん。牙斗螺の事探ること
佐智雄には言わないで」
唯「…分かりました」
A「…動画の事って、沢村しか知らない？」
唯「…学校の先輩に一人、」
A「…そっか」
その人にも聞いた方がいいかな、
A「…ねぇ、連絡先、聞いてもいいかな、」
唯「…え？」
A「何かあったら連絡して？
その南って奴が来た時とか…
佐智雄の愚痴でもいいし」
唯「…やっぱり、」
A「ん？」
唯「兄と付き合って下さい」
A「…ん？」
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A - 久しぶりに読み返してみたけどやっぱり面白い。よければ続きも読みたいので書いてもらえると嬉しいです>< (6月4日 20時) (
レス) id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年3月27日 12時) (レス) @page33 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 面白かったです！続き楽しみにしてます (2022年1月17日 0時) (レス) @page33 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
あおいそら(プロフ) - みぃー姉さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！そうなんですね、中々書き直してばかりで、そう言っていただけると頑張れます（ ; ; ） (2019年12月18日 22時) (レス) id: fbd68f7f09 (このIDを非表示/違反報告)
みぃー姉(プロフ) - 初コメします。傷つけ合ってからずっと読みました！読み進めていくうちに楽しく夢中で読みました。続きが早く読みたくなります。更新楽しみにしてますね(*^^*) (2019年12月18日 14時) (レス) id: b09e3ddd4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいそら
| 作成日時：2019年12月5日 23時
