Real Hostage-3年A組- II (ページ40)

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case5-9 ページ40

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柊「警察のみなさーん、そこまでです」

先生に言われた通り、先生の様子を

さっきまで里見くん達がいたらしい
部屋の入り口から見守る。

直ぐ側の監視カメラ

そこには、目の前の窓越しに
SITの四人が銃を先生に向けて立っているのが見える

柊「倒れたと言う情報が出回っていたので
さぞかし驚かれた事でしょう」

そう言いながら

先生は階段を降り、
SITに話しかけ始めて

柊「でも生徒に情報を拡散させたのは
僕の指示です」

…嘘、なのに。

柊「爆弾の数も減ってきちゃったので
新しい武器が欲しくて、だからっ、」

そこまで話して
先生の様子がおかしくなった。

…ダメだ、具合悪いままじゃん

柊「全ての武器をここに置いて撤退してください

でないと、」

____バーンッ！！！

A「、」

先生は、脅しをかけるように
SITのいる上の天井を崩した。

柊「ご安心ください！
隊員の皆さんは無事です

ただ、次は本当に、
真上にある爆弾を爆破させます

どうしますか？」

そう話す先生は
明らかに体調が悪いらしく

今すぐにでもこのハシゴを降りたい。

柊「ご協力に感謝します

代わりと言っては何ですが
これからSNS マインドボイスにある情報を流します

それをご覧になれば
皆さんの考えが変わるかも知れません」

爆破に怯えて、
急いで武器を置いて撤退するSITを見て

先生は崩れ落ちながら、

柊「一体、僕が何をしようとしているのか…

Let's think」

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