『傷付け合って生きようか』~season III~

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セイラ「you mugen？」









雅貴といたら

コンテナ街で騒ぐ男どもの中から出てきた女の人。




誰…

かは分からないけど

多分強い。そう思った。









A「…だったら？」









英語なんてわからない。


それでも何とか聞こえたのは、私がムゲンかどうかって事。








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セイラ「ムゲンはもう終わったんでしょう？」




A「だから何」









戦いながら、

目の前で話すこの人が何が言いたいのかわからない。



でも、ムゲンが解散したって何だって







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セイラ「あなた達は負ける」





A「…ムゲンは…仲間を見捨てない」









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琥珀が相手なら


コブラが琥珀を止める。





琥珀が居場所がないと思ってるなら


コブラやヤマトが居場所を作る。





それに元々、








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「「シャー！！」」









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セイラ「…終わったみたいね」









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琥珀の居場所は

ずっと山王にあった。



達也さんが作ったITOKANに

ずっとあったんだよ。









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多分、チハルかテッツの声かな。


それが聞こえたと同時に

目の前の人も動きを止める。









この人は多分…

喧嘩が目的じゃない、そう思った







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広斗「終わったみたいだな」









引き返してみれば、まだやってる広斗が目の前に見えた。








雅貴 「広斗！」



パール「アイス」



雅貴 「なんだお前まだやってんのか」









そこに雅貴も
女の人達を引き連れて戻ってきた。


あの大男の後ろにも、仲間、かな。

さっき広場で戦ってた人達が戻ってきてた。









パール「琥珀が落ちた」




アイス 「あぁ…」




９「計画は、ふり出しや」




バーニー「アイス、これ上続けてもしょうがねぇよ」



パール「金になんねぇ喧嘩は意味ねぇ。次だ次」



アイス「あぁ…」









仲間が話す中、

その間も広斗と睨み合って
広斗に一歩一歩近づく大男



それを、









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セイラ「アイス」









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あの女の人が止めた。









アイス 「あぁ。…そうらしい」









止まった大男は

広斗の前で止まってそう呟いた。









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終わった。




コブラ達…

大丈夫かな、






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