『傷付け合って生きようか』~season III~

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スモーキーside








周りを見れば

痛いほど伝わる家族の悲劇




あの爆発で

何人もの家族が死んだ。






どこを見ても目を瞑りたくなる








スモーキー「…A」








そんな俺の目が捉えたのは、目の前で空を見上げているA。


昨日、抜け殻の様に燃えてる街を見えてたAだったが
一切泣かなかった








A「…」








俺の声に、Aは一瞬俺の顔を見てから

街の壁に掲げてあったRUDEの旗を顎で示した。



そこには、






『Change or Die』






変わるか、死ぬか

の文字。



あれを書いたやつが、この街をやったやつらか







.









.









タケシ「…いくつか情報が入った」









.







それを見つめる俺の横に


いつの間にかタケシがいた。







.







タケシ「昨日の連中は恐らく…MIGHTY WARRIORSだ」









.




MIGHTY WARRIORS…


あいつらは湾岸の奴らだ。

なぜ…








.









A「…最近、SWORDで色々起こってた。昨日…山王がダウトに襲われたって」









Aも

いつの間にか俺の隣にきて、そう話した。




MIGHTY WARRIORSもダウトも…




湾岸地区でなにが起こってる、、。









.








家族を、



街を、



こんなにした奴らを許すわけない。









.








ここまでやる奴らだ。


Aを連れてくわけには行かない。





けど、

Aを見れば





『行く』





そう、目が訴えていた。









.









.









歩き出す俺に


RUDE全員が付いてくる。









.









.









.









.








必ず、



償ってもらう



.

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