case1-26 ページ26
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涼音「ねぇ、ねぇ蓮！！」
刺された中尾に近寄って体をゆする涼音。
でも目を開けることはなく
無残に胸に刺されたナイフに目が行く。
甲斐「…殺したのかよ…
本当に殺したのかって聞いてんだよ！！おい！！」
そんな甲斐の声を聞きながら
座ったまま動けない私の左腕を
グッと後ろから持ち上げてくれた人がいた。
A「…」
お互い、顔を見ても何も話せる状況ではなくて
ただ、そんな状況に怯えて立ってるだけ。
柊「これで、大人しくして貰えますか」
先生は甲斐の言葉に目を向けながら
言葉は警察へ向けて発した。
柊「それでもまだ、
死人を増やしますか？」
そう言って数秒、
先生は教卓の上のパソコンを閉じながら
柊「今日の授業はこれで終わりだ。
お疲れ様」
そう言って、みんなに目を向けた。
柊「茅野、お前パソコン持ってこい」
さくら「え…」
柊「橘、お前もついてこい」
先生はそう言うと、
中尾に近寄ってる涼音を無視し
中尾の脚を持って引きずりながら教室を出て行く。
目の前を先生と中尾が通り過ぎるのを見て
その後に続くさくらと目を合わせて
教室を出た。
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柊「そこに置いておいて」
中尾を引きずりながら美術室に来た先生は
さくらにそう声をかけ
中尾を美術準備室に連れて行く。
さくら「…ねぇ、A」
居なくなった先生を見て
さくらは
美術室の端に置いてあった絵に目を向けた。
さくら「澪奈、」
さくらの声に近づくと、
その絵は無表情に書かれた景山澪奈の絵だった。
でもそれは、無残にも切り裂かれていて
後ろの絵が微かに見えている状態だった。
A(…なんで、)
何で澪奈ちゃんの絵が？
そんな疑問を他所に
さくらはその絵の切れ端を持ち上げる。
すると_________
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まかろんてゃん(プロフ) - あ！最初の方です！物語の…！ (2021年10月17日 23時) (
レス) @page14 id: e15809b402 (このIDを非表示/違反報告)
まかろんてゃん(プロフ) - 影山じゃなくて景山ですよ〜！作品が面白くて一気読みしちゃってます笑！応援してます！ (2021年10月17日 23時) (レス) @page9 id: e15809b402 (このIDを非表示/違反報告)
あおいそら(プロフ) - こーら。さん» そんな多かったでしょうか、すいません、実は岩倉と思っていた時期もあって間違ってたのかもしれないです。 (2019年3月4日 10時) (レス) id: 148be5f7db (このIDを非表示/違反報告)
こーら。 - 石倉と里見の誤字多くないですかね？大変なのは承知の上で言いますが、アップする前に一度確認した方がいいと思います。外部から口出し申しわけありません。 (2019年3月2日 22時) (レス) id: e9d1c54d2f (このIDを非表示/違反報告)
観月 - 楽しく読ませて頂いてます(*´▽`*)オチは甲斐くんがいいです… (2019年2月27日 21時) (レス) id: af24ff4f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいそら
| 作成日時：2015年9月24日 16時
