仮面ティーチャー.君がいれば (ページ20)

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ⅩⅨ ページ20

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金造『お前冗談だけはその濃い眉毛だけにしとけ』

昔、

て言っても、二、三年前

中学生の頃。

いつも、三人で孤児院の近くの高台で遊んでた。

獅子丸『すいません！すいません！

もう一回！もう一回！ね！』

金造『なんだよ、』

この頃の金造は、
確かにクールだったけど

獅子丸の前では声を上げて笑うような人で

獅子丸も
金造を笑わせようと、冗談を言ったりする人で

それでもこの頃から
二人は、二人だけの空間があった。

A『金笑ってるじゃん』

金造『でも面白くねぇからもう一回』

昔から一緒の二人は
お互いがお互いをわかり合ってて

大人数でいるのは嫌いで
二人でいつも一緒だった。

そんな所に

私を入れてくれた二人を
今でも感謝してる。

獅子丸『今のはいいでしょ！』

金造『いや面白くねぇ』

獅子丸『すげぇ笑ってたじゃん！Aは笑いすぎ！』

金造『ツボったのかよ』

A『笑』

この時は

こんな

何気ない日々が

続くと思ってた

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