医者と私２ (ページ20)

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no side

夜になった
船内や甲板などで宴が開かれ皆が大盛り上がり

そんな中不服そうな男が1人

ラ「おいおいなんで面してんだ」
ヤ「ルウを怒らせるからだぞ笑」
ホ「うるせー」

カウンターに座る2人に笑われ、更に不機嫌になる。
キッチンで皿洗いをさせられてるホンゴウ。
人数分をきれいに一枚一枚洗っているかを、横でがたいのいい奴に監視されながら作業をしていた。

ホ「皿割ったくらいで皿洗いかよ、」
ル「バーカ。今皿足りないの知ってるだろ」

軽く殴られ睨むが文句があるのかと怒られる。

ヤ「そんなに嫌かよ皿洗い笑」
ラ「早く宴に行きたいんだとよ」
ヤ「あー、Aか笑」

ニヤニヤしながらホンゴウを見るが、今頃乗組員たちに絡まれてないだろうか、部屋に誘われてないだろうかとAへの不安の気持ちでいっぱいなホンゴウは2人の煽りにのることなく出来るだけ早く、丁寧に皿洗いを続けた。

ホ「終わったーっ！」
ル「おう、サンキューな」

ルウの言葉を最後まで聞かずホンゴウは走って外へ出ていった。

ラ「ゾッコンじゃねぇかよ」
ヤ「羨ましいねぇ笑」

2人を見て青春時代を懐かしむヤソップと、なんだかんだ言って2人の幸せを願うライムは、俺達も飲むかと酒を取りグラスを交わした。

ル「おいおい、俺も混ぜろよなー」

再びグラス同士の響きが船内に木霊した。