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ーエピソード 165 遊び勝負ー
your side.*・゚
「ナイッサー!」
澤村「旭!」
旭「オーラーイ!」
影山「田中さん!」
田中「おっしゃ!!」
レシーブへと続き、田中先輩のスパイク
しかし、またもや拾われてしまう
上げたボールはネットに突っかかって
相手コートにそのまま落ちるお思った時…
『足…!!?』
手で届かなかったためサッカーのように
足を伸ばして上に上げた
そしてそこからスパイクが決まる
「足であげた!」
「いやそれを咄嗟に打つ方が凄くね!」
『なんか、リズム掴みにくいですね…』
滝ノ上「普通なら返球で精一杯になりそうな場面…
ブロックに跳ぶべきか判断し辛いんだよな」
2連続の条善寺の得点に不安な顔をする
不確定要素は条善寺にとっての普通で
それこそが武器…
菅原「向こうのリズムに呑み込まれるなよ…」
試合は進み、
条善寺はすごいミラクルを起こすが
ただミスも多かった
条善寺のサーブがネットキワキワで烏野の方へ
田中「こんっニャロ!」
前ギリギリで上に上げるが
横へ流れる………
繋がらない!そう思った時
ピュッと日向くんが走ってきて跳び
ボールを止め、コートへ戻す
滝ノ上「日向ナイス!」
『!!壁に…!危ない!』
そのまま壁にぶつかってしまいそうになる
「「あ!」」
日向くんは壁に足を着き、体勢を切り替え
コートへ戻っていく
「「「「「スパイダーマンだーっ!!!」」」」」
そして日向くんの上げたボールをノヤさんが続き
得点が入る
『日向くんのプレーホントワクワクする』
菅原「運動能力高くて、何やらかしてくるか
わかんない奴、そういうの烏野にも居たな!」
烏養「…どっちが最後まで遊び倒せるか勝負だな」
アソビがモットーの条善寺、アリエナイを覆す烏野
どっちが、勝利を掴むのか
「まぁ、確かに今のもビックリだけども〜でも
烏野のトンデモ技はまだ出てねーじゃんな」
すぐ後ろの席で声が聞こえ振り返ると
青根さん、そして二口さんが座って見ていた
『こんにちわ!』
と軽く挨拶をすると、青根さんはペコっと返してくれ
二口さんは何故か涙を浮かべている
二口「俺…まだあのこと話したことないんだよ…
見たか、青根。あの天使の笑みを………」
青根「…………」コクッ
ニコッとしてまた試合の方へ目を向ける
スパンッー
ここで超速攻
「「「うおおおお!!!!」」」
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作者名:りりらら | 作成日時:2020年7月13日 3時