エピソードオブユー４《ハイキュー》 (ページ15)

今日:17 hit、昨日:2 hit、合計:104,868 hit

164 ページ15

ーエピソード164 ジャイアンー

your side.*･ﾟ

澤村｢相手が先、サーブです｣

烏養｢はい｣

武田｢いよいよ代表決定戦…
やはりいつもより緊張しているように見えます…｣

隣の武田先輩が言うように特に3年生の顔が険しく
固い雰囲気があった

日向｢それいいなあああああ！かっけえなあああ！！｣

そんな雰囲気がを壊すかのように日向くんの
明るい声が聞こえ皆振り向く

月島｢日向基準の〝かっこいい〟
は不安になるからやめてほしい｣

日向｢あんだと！！｣

月島くんの新しいメガネを日向くんは
ひたすら褒めてる、この数週間

影山｢メガネを取っても目は〝3〟じゃかないのか…｣

すれ違った影山くんがそう小さく呟いたのが聞こえ
プッと吹き出してしまう

『それじゃのび太くんだよ、月島くんは
そんなに可愛い性格してないよ』

影山｢逆にアイツが可愛い性格してても怖ぇだろ｣

『言えてる！性悪が月島くんの根本って感じ！…？』

影山くんと意気投合し、ケラケラと笑っていると

月島｢キミたちボコボコにするから後で空き地来なよ｣

そこにはのび太くんではなく…

『ジャイアン…………！』

怖いを顔をしたジャイアン…いや月島くんが降臨
ひいいい！と顔を引き攣らせ影山くんの後ろに隠れる

影山｢俺たち倒す前に目の前のやつ倒せボケェ｣

それを見てか、笑いが溢れ雰囲気がガラリと変わる

澤村｢しゃっ！1年とマネの方が頼もしい顔してるって
どういうことだよ。3年がビビってらんねえべ！｣

旭｢しゃっ｣

先輩たちの緊張も解れたようで良かった

『向こうの金髪の人は本物のジャイアン、こっちは見た目はのび太、頭脳はジャイアンがいるので大丈夫』

月島｢ちょ…やめてくんない？殴られたいの？｣

グイッと月島くんの背中を押し、3年生の前へ出す
最後にグッとポーズをし、頑張れと伝え
ギャラリーへ

『あれ、滝ノ上さんこんにちは！』

滝ノ上｢おースっ！｣

ピーッ

宮城県代表決定戦Aコート第3試合

条善寺高校vs烏野高校

試合開始！！！！

安定の旭さんのキョーレツサーブ
しかし条善寺に拾われてしまい
エンドラインからの強打が決まる

旭｢マジか…｣

｢｢｢イェッヘーイ！！｣｣｣

IH予選4位なだけあって、
体のしなやかさとセンスは抜群だ

お祭りチーム…条善寺