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ーエピソード 150 星ー



your side.*・゚




夜遅くまでBBQをして、盛り上がった
明日の朝ここを出発するため早めに寝る



その前に…





「ここから眺める星は最高に綺麗なんだ」





全員で星を見に近くの丘を登っている



もう少しで頂上!



日向くんはゴールを見つけると走り出す
それに釣られて影山くんも



日向「すげぇ!星綺麗に見える!!!」




日向くんに続きワラワラと頂上へ着く




『凄いっ1面星だ!!』




上を見上げると空に広がる一面の星
東京や宮城でもなかなか見れないほどの絶景
なにより森然高校の近くは明かりが少なく
綺麗に見える




丘へつくと立ち止まりゆっくりと星を眺めている



木兎「すげーなぁ!」


日向「Aも、寝てみなよ!」



もっと綺麗に見えるといい芝生に寝転がる
木兎さんと日向くん


地べたに寝転んじゃう当たり
日向くん木兎さんらしいなと笑いながらも
その横に寝転がる


と体が星に包まれたかのような感覚に陥る



すると日向くん達をマネしてみんな芝生へ寝転がる




静かな夜に、ワイワイと聞こえるバレー部の声
この空間が1番好き




リエーフ「なんか宙に浮いてるみたいっすね!」



隣のリエーフがニコニコっと笑う




『ホント…!プカプカして気持ちいかも!』




2人で手を広げてバサバサと飛ぶ動作をする
そして顔を見合わせアハハっと笑う



影山「…zZZ」



澤村「影山寝るな!ここでは寝るな!」


ちょっと離れた向こう側でも皆楽しんでいるようだ



『なんか…本当に飛べるような気がしてくる』




フワフワとする感覚にそう言葉で表すと




黒尾「Aなら本当にプカプカ飛んでそうだなー」



黒尾さんが笑いながら頭の上に座る
手を伸ばされ前髪に着いた草を取ってくれる




『5年後10年後はみんなが全国に、世界に
飛んでそうですけどね!』



パッと起き上がり向かい合ってそう意気込むと
プッッと笑いそうだなと頭を撫でてくれる






黒尾さんのその顔は何故か
切なそうで







いつもよりちょっと寂しそうな気がした









そして学校へ戻り夜は明け朝になる






黒尾「___________じゃあ、“またな”」





澤村「おう、“またな”」





「「じゃーなー!!!!」」





「「じゃーなぁァァ!!」」


「「またなぁ!」」


「「「全国舞台こいよー!!!」」」






『じゃあね、皆ー!!大好き!』




「「「っっ!!!///」」」




みんなといよいよお別れ
長い長い夏休み合宿は終わりを告げた

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作者名:りりらら | 作成日時:2020年7月13日 3時

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