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ーエピソード 41 最強の囮!ー
your side.*・゚
翌日の放課後練習
澤村「で、練習試合のポジションだけど
これでいこうと思う」
青城との練習試合のメンバーが発表された
澤村先輩、田中先輩、縁下先輩
影山くん、日向くん、月島くん
この6人
1年生だけメンバーに外れて肩を落とす山口くんの
隣にいたため、背中をポンっと叩いてあげる
山口「Aちゃん…」
うるうると目を潤ませこちらをみる
山口くんにニコッと笑いかける
すると
影山「最強の囮だ!!!」
日向「おおおっっ!!!最強の囮!!
おおお…!?…ぉぉぉ…なんかパッとしねえ…」
影山くんが日向くんを指さし、日向くんの役割を言う
が、日向くんは一瞬目を輝かすが、囮という言葉に
膝をつき落ち込む
最強の囮…
相手のスパイカーを誘導し、他のスパイカーへの
道を切り開く
『日向くん!最強だよかっこいいよ充分!』
日向「ほんとに!?」
私はうんうんと頷くと日向くんは元気を取り戻す
影山「月島みたいなデカい奴が何人もお前の動きに
アホみたいに引っ掛かったら気持ちイイだろ!」
日向「うおおおおお!!!」
影山くんの言葉により1層日向くんの元気がでてくる
最強の囮私もかっこいいと思う
山口「オイ!アホってツッキーのこと
じゃないだろうな!」
月島「黙れよ、山口…」
山口「ごめん、ツッキー!」
月島くんがアホって、、、
ふふっと笑いが込み上げてきて堪えていると
月島くんが私を睨んでいるのがわかり、元に戻る
その後影山くんは日向くんにプレッシャーを
掛けることをいったらしく
日向「総崩れ…そうくずれ…SO KUZURE…」
澤村「ほらみなさい!」
日向くんは青色を真っ青にさせ、お腹を押さえている
『大丈夫…?青色真っ青だよそんな緊張しないで!』
澤村「大丈夫だよ、日向、自信もって行…」
日向くん「ハイ!おれ!がんばります!!
高校で初めて6人でやる試合だし!
いっぱい点取って、囮もやって!!!」
予想以上にプレッシャーがかかった日向くんは
澤村先輩の言葉にサーブもブロックもクイックも!
と、責任を感じている
『ちょ、1回日向くん落ち着いて?熱あるとか?』
余りにも顔色が悪いので顔を覗き込み、前髪をあげ、
おでこをくっつけると
ぼんっっ!!!
澤村「うわぁ!!」
田中「ショートした!!日向がショートしたー!!」
『きゃー!!ごめんなさい!今度は顔が真っ赤に!』
体育館は倒れた日向くんの救出で大忙しだった
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作者名:りりらら x他3人 | 作成日時:2020年6月11日 15時