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[knsm]貴方に名前を呼ばれた日 [学] ページ6

貴方side

私が屋上で1人お弁当を食べてると、グラウンドから大好きな笑い声が聞こえてくる。

その笑い声の主はコネシマ君といって、サッカー部のエースで金髪短髪でイケメン。

私はそんなコネシマ君に一目惚れで、サッカー部の練習を見ていて汗を流し、懸命に頑張る姿に一瞬にして私の心は奪われたんや。

今はみる限り、友達とサッカーをしてるみたいや。

どこが好きやと聞かれたら、間違いなく全部て答えるよ。

そんくらい好きやねんけど、話したことは無い。

すれ違っても、全然声掛けられへん。

逆に下向いてまう。

無理に決まっとるやん…緊張で心臓止まるで。

んでまぁ放課後。((早いとか言わへーん

私は保健委員のため保健室におった。

ちなみに帰宅部やから部活動はないんや。

『はぁ...暇やな〜』

保健委員の仕事と言ったら、怪我で来た人の手当と記載だけ。

やから人が来うへんとめっちゃ退屈やねん。

『む〜サッカー部の練習見に行きたい〜!!』

結構大きい声でそう言ったら、保健室のドアがガララって音を立てて開いた。

knsm『何でや?』

『うぎゃああああ!!!こ、コネシマ君!!?』

ドアの方を見れば、汗を流し、不思議そうな顔をしている練習着のコネシマ君。

knsm『?そうやけど、何でそんな驚くんや?てかうぎゃあてww』

そう言ってお腹を抱えて笑うコネシマ君。

間近で見れた。今日命日やろか。

てか私めっちゃ声やばなかった。

コネシマ君も大笑いやん!いや嬉しいけどうぎゃあて!!女子力の欠片もないわ!

心の中で自分に怒ってると、コネシマ君が口を開く。

knsm『あーそうや。実はサッカーの練習で足ひねってんけど、手当頼めるか?』

眩しい笑顔で言うコネシマ君。

『えっ!ほんま!?すぐするからこっち来て!!』

そう言えば、コネシマ君は私の前の椅子に座る。

ひねった足首の部分を見れば、だいぶ腫れてる。

『めっちゃ痛そう...平気なん?』

そう聞けばニカッと笑い『全然痛ない!』と返してくれる。

あっすき。

ーー

『よしっ!出来た!!』

コネシマ君の足首には、湿布の上に包帯を巻いた。

我ながら上手く出来たわ。

knsm『おぉ!ありがとな!!』

そう言って立ち上がるコネシマ君。

少し悲しい気持ちで遠くなる背中を見つめてたら、廊下に出てからこっちを振り返って言った。

knsm『それじゃな!Aさん!!また明日』

そして去っていく。

『へ、名前。』

私の頭の中はコネシマ君の事でいっぱいになった。

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作品ジャンル:恋愛
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天ーてんー(プロフ) - やべぇ。学パロばっかや...何とかして軍パロと現パロ書かなきゃ!(使命感)あと、読者様。リクエストでネタ下さい( ˙-˙ ) (2018年10月23日 23時) (レス) id: 0db831385a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天ーてんー | 作成日時:2018年9月19日 22時

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