＃３１ ページ31
中間side
楽屋からシェアハウスに帰ってきて、皆でリビングに集まっていた
ご飯を食べていたが、そこに大翔と濱ちゃんはいなかった
桐山「大智。なんで辞めるんやろう？」
中間「あのさぁ…。俺、結構前に相談受けてたんやけど」
神山「ほんまに？」
中間「うん…」
目指すベクトルがズレたり、先が見えなくなって違う道を選ぶ人が出て来たり…。色々な辞めていく仲間に相談を受けていた。大智もその1人だった
そんな時は、"もし、辞めてすぐ僕らがデビューしたとして、残っとけば良かったって思うんやったら残った方がいい。そう思わないんやったら、新しく見つけた夢を追いかけるべきや"ってゆうてた。
でも、そういいながらやっぱり仲間が減って行くのは悲しかった。
ガチャ！…
A「ただいま…」
大翔が帰ってきた。
A「ごめん。みんな…引き止められなかった。。」
小瀧「大翔が謝ってどうないすんねん。人の人生を変える権利なんてあらへんねんだから・・」
藤井「しょうがないやろ…」
A「大智くんともっとやりたかった…。濱ちゃんとのBOYSを見てたかった…泣」
俺は、泣いている大翔の事を抱きしめようとした。でも、大翔が女の子っていう事実が頭によぎってしまった…。
俺も相談受けているときに引き止めれば…。でも、大智の人生を変えたくなかった。
重岡「なに俺達がこんな所で落ち込んでんねん！俺達が元気やないとファンの子達が心配するやろ｣
重岡「1番やっちゃあかんのは、ファンの人たちを悲しませることや。せやから、俺達が笑顔でおらんとあかんねん｣
桐山「せやな。俺達が頑張らなあかん」
小瀧「残っているメンバーでテッペン取らなあかんから！！」
これからを皆で考えていたが、一つ気になっている事があった
神山「でも、濱ちゃんが１番ショック受けてるんちゃうのかなぁ？」
中間「せやねん。濱ちゃんが心配なんやけど・・・｣
濱ちゃんは大智がいなくなってしまった事をどう思ってるんやろう？
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作者名：ちぃ | 作成日時：2017年7月13日 16時
