＃１６ ページ16
Aside 『舞台裏』
ついにこの時がきた。僕にとっての初めてのコンサート初日だ。
中田「もうすぐやから円陣組むで」
その言葉でバラバラだったみんなが集まった
桐山「今日はコンサート初日！暴れる準備は出来てますか？」
関西Jr.「うぇーい！」
桐山「テンション上がってますか？」
関西Jr.「うぇーい！」
桐山「盛り上がれんのか？！」
関西Jr.「俺ら次第や！」
桐山「いくぞ！」
関西Jr.「おぉー！」
みんなで円陣を組んでひとつになった。全てはコンサートを成功させる為。
直前になると、みんなの雰囲気が変わり今までに感じたことにない緊張感があった
すると、肩に手を置かれた感じがした
重岡「大翔。失敗しても俺らがついてるから大丈夫やで」
A「ありがとう」
スタッフ「じゃあ、皆さん準備をお願いします」
ファンの歓声が聞こえる方向に向かって行った
ファン「キャー！」
桐山「松竹座初日！！いくぞ！！」
こうして、コンサートは幕を開いた。
舞台の上では見たことのない景色が広がっていた。
次は、神ちゃんとのダンスパートになった 『舞台裏』
A「大丈夫かなぁ…｣
神山「心配してへんで、もうやるしかないねん。せや、気合いの一発入れてやるよ♪」
A「えっ？」
神山「ええから後ろ向いてｗ」
後ろを向くと背中に神ちゃんの手が乗った
神山「吸って、はいて〜、吸って、はいて、吸って、止めて」 バチン！！！
A「痛っ！」
神山「これで大丈夫や♪いくで」
神ちゃんと二人で舞台に立った
前は、ダンスをしても涙が出なかったのに踊り終わった後、なぜか涙が出て来てしまった。
A「あっ！。ヤッバｗ泣。泣き…やま……ないと……泣。」(小声)
泣いていると、神ちゃんが肩を組んでくれた
神山「お疲れ♪俺との相性バッチリやったな♪楽しかったで♪」
その一言でホッとした。
コンサートは、前半・後半が終わり、最後の掛け声になった
桐山「最後に俺達の名前を呼んでくれ！！！」
ファン「はーい♪」
桐山「いくで〜。俺達が！かんさい〜」
全員「ジュニア！！！」 パァーン！！！
関西Jr.「今日はありがとう♪」
中間「大翔何かしゃべろ！」
A「あっ！これからよろしくお願いします♪」
こうして僕の初めてのコンサートは幕を閉じた
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作者名：ちぃ | 作成日時：2017年7月13日 16時
