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十六話目『神主さん』 ページ17
部屋中を案内され、絵馬殿やおみくじもあり手水舎や祓所とかも、神饌所や参籠所、巫女はいないはずだが神楽殿もある。
一部屋空いている、そこに入れば
「はいこれ」
「これは…巫女服」
「いやーうち巫女なんて雇ってなかったなーって思って、ほら今のうちに清いままの方が何かとお得でしょ、神楽もやり方は知ってても教える機会なんてなかったし」
「…巫女になるんですか？」
「うん！」
まあでも引き取って貰ったんだ、引き受けよう。
それに満更でもないし、白い上？と赤い袴を着て一緒に入っていた赤く細いリボンで髪を一括りにする。
「うんうん、似合ってる…やっぱり黒髪の子には似合うねえ」
「そ、そうですか」
直接褒められるのは少々照れる、頬を赤く染めて指でかき下を向けいれば神主さんはパンっと両手を叩き。
「じゃあ、改めまして我が家にようこそ、遠き血の
僕は神宮
「よ、よろしくお願いします」
ペコリと頭を下げて言う、巫女とは一体何をするのか…それをこれから玄朱さんに教えられるんだ。
頑張らなくてはならない、と言っても何を目指そう？
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楽凛(プロフ) - ありがとうございます！ (2019年7月29日 1時) (
レス) id: 7341f30487 (このIDを非表示/違反報告)
死蝶 - 続き楽しみにしてます！ (2019年7月28日 23時) (レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楽凛 | 作成日時：2019年7月28日 20時
