白い彼女と闇の僕ら2

第35話『束の間の幸せ』 ページ20

ーAsideー

あの後目を覚ました、まふ君に怒られ
シェアハウスの皆に謝った私は
みんなと笑って暮らせている

皆、それぞれの問題を少しずつ解決して
支えあって暮らせてるのだ

まふまふ「A〜！でかけよー！」

...そして、私は
まふ君と付き合い出した

A「...うん！」

まふ君はよく私を外に連れ出してくれる
私は世界を知らなかった
その分、皆は世界を教えてくれた。

A(なにか...お返ししたいな)

あんなに、嫌だった世界は
みんなと会えた事で、こんなに輝いてるんだって知った。

まふまふ「んふふ、今日は何処に行こっか？」

あんなに嫌いだった外は
まふ君のおかげで大好きになった

A「公園行きたいな？」

全てが違って見える...まるで
魔法に掛かったみたいにキラキラして
この景色、世界がずっと続いて欲しいな...

まふまふ「ねぇ、A...後ろ向いて？」

A「？？わかった」

まふ君に言われて後ろを向けば首に少し冷たい感触

まふまふ「これ、プレゼント！」

よく見てみれば白と黒の石がついたネックレスだった。

A「...綺麗」

まふ君は私の天使だ。
こんなに綺麗な白を私は知らない。
穢れを知らない真っ白

A「...ありがと」

だからこそ...この白を穢されたくない



_____________________________
ー？？sideー

...なんで、あの化け物が幸せになってるわけ？

そんなの...絶対に許さないんだから

？？「今壊してあげるよ...A」

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