Pure white love.2 (ページ2)

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大学の入学式やし、親来てないのも納得。

俺の親も来てないし。

「さっきまで触ってたなら近くにありそうですし。よかったら一緒に探します！」

でも、電話番号わかるなら俺の携帯でかけることもできるか、、、。
いや、でも初対面でしかも男の携帯触るのとかって嫌かな。
って思ったけど、困ってる彼女を見てたら一度聞いてみるのもありかなって思った。

「もし良かったら俺の携帯使って鳴らしてますか？」

そう聞いたけど、怪しまれるの嫌やし、

彼女に両手向けながらぶんぶん手横に振って、やましい気持ちは微塵もないですオーラをぶちかます。

逆にキモいと思われるんじゃないかってぐらい。

「き、気を使わせてごめんなさい。
でも、ありがとうございます。嬉しいです。笑」

ってふふって笑いながら言う彼女。

直感やった。目があったその一瞬。

時が止まった。

彼女が笑った瞬間ドキドキした。

あ、かわいいなって。

この子のこと好きかもって。

あ、すみません。まだ名乗ってなかったですよね、、

「はじめまして。僕、後藤威尊です。」

気づいた時にはそう名乗ってた。
自分でもびっくりするぐらい冷静に。

これがAへの恋の始まり。

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結局、Aの携帯はAのジャケットのポッケに入ってて、お騒がせしてごめんなさいって
めちゃくちゃ謝られた。笑

お詫びに、、、って鞄の中からのど飴出してきて

「こんなのしかなくてごめんなさい、、、」

って。笑
それがAから貰った最初のプレゼント。

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