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零一side
沖矢｢そこに座って待っていてください、今お茶を入れますんで｣
『は、はい！』
な、なんで俺こんなに緊張してるんだよ
まあ、人見知りもあるがいつもより凄い…………
沖矢｢どうぞ｣
『あ、ありがとうございます！』
沖矢｢ふふっ｣
え、急に笑い始めたんだが？
『あ、あの……俺なんかしました？』
沖矢｢いえ、あなたがとても緊張しているようでして｣
おう、バレバレだったか…………
『あ、あははは…………バレてましたか…………』
沖矢｢ええ、結構分かりますよ？｣
あー、もしかして俺顔に出るタイプなのか〜？
沖矢｢それで、あなたは何故ここに？｣
『あ、お、俺実はアメリカから日本に帰ってきていて……今日は寝る場所とかなくて……
それで新一の家に来たら…………先客がいたんで……』
沖矢｢ホォ〜｣
『はい、あ、俺ホテルにでも泊まりますんで気にしないでください』
俺がいたら邪魔だよな
沖矢｢ここに住まわれてはいかがです？｣
……………………………………は？え？ちょ、はぇ！？
『あ、あの……今なんて…………いいました？』
沖矢｢ここに住まわれてはいかがです？って言いましたが…………｣
え！？いいのか！？
『あ、あの…………迷惑ではないんですか？』
沖矢｢いえ、全然迷惑じゃないですよ？｣
『で、でも、新一にも聞かないとな…………メールしないとな…………』
沖矢｢多分許してくれますよ｣
おいおい…………沖矢さん…………
『ほんとですかね(苦笑』
沖矢｢はい｣
あははこの人おもしれぇ(白目
『じゃ、じゃあこれから、よ、よろしくお願いします』
沖矢｢はい、よろしくお願いします｣
沖矢｢それで、あなたの荷物はそれだけですか？｣
『は、はい日用品等はこっちに来てから揃えようと思いまして…………』
沖矢｢そうですか……｣
沖矢さんは顎に手を当てう〜んと悩んでいた
沖矢｢今から買いに行きますか？｣
『あ、はい！でも、沖矢さんに付き合わせるのは悪い気が……』
沖矢｢いいんですよ、私が言い出したので｣
『そ、そうですか……あ、ありがとうございます』
沖矢さんめちゃんこ優しいじゃねぇか！
やっぱり神だ
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作者名：ミウル | 作成日時：2019年5月3日 23時
