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Aside


雫井さんの家に行ってメガホンとイヤホンを受け取った。


ツ「あの学校を変える第一歩は生徒会を味方につけること。私達にそれが出来るの?」


雫「お前らなら出来る。だって、お前らはそれに見合うだけの覚悟を全校生徒に示したじゃないか。たった2人だけで。でも、お前ら2人では次の階段は上がれない。さあ!弱虫な生徒会をお前らの力で立ち上がらせろ。そして8人で反逆の狼煙を上げるんだ!」


「反逆の狼煙?」


雫「これだ!これで奴らの特権を切り裂くんだよ!」


雫井さんが持ってたのは。。ナイフ?


ツ「行くよ!A。」


「うん。」


ツバメと2人で生徒会室に行った。ツバメが生徒会のみんなも呼んでくれて、みんな生徒会室に来てる。


私達はロッカーに隠れていて、次の瞬間ロッカーから飛び出した。


「仕方ない星人の皆様!ようこそ!生徒会室へ!」


ツ「私、生徒会のみんなのこと何も知らなかった。みんなこの部屋に大切なものをたくさん持ってることも。漫画やロボット、弟、トランペット。そして、お父さんの為にお手伝いしてることも。」


「でも、大事なものを守るために仕方ないって言って諦めてたら大事なものはおろか、大切な人達でさえ傷つけることになる。」


「だって、今回のことを家族に知られたらどう思われる?皆、悲しむと思う。」


「逃げるって事は悪いことではない。唯、逃げるだけならそれもありだと思う。でも、今回のあなた達のやり方は、いろんな人を傷つける。いろんな人を困らせるやり方。」


「私は、長年踏みつけられた人の気持ちが痛い程にわかるから。だから、あなた達の気持ちもわからなくはない。でも、こんなやり方間違ってた。」


ツ「だけどこれからは私達と立ち上がろうよ。一人では怖くても2人なら、3人なら、私たち8人なら怖いことも乗り越えられる。」


「どうか、私達に力を貸して欲しい。」


そしたらみんな泣いて肩を組んでくれた。


「ありがとう。みんな。」

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いずみ(プロフ) - 続きが気になって仕方ない! (2020年8月14日 20時) (レス) id: 3e3fbcb2af (このIDを非表示/違反報告)
りほ★ - 面白い!続きが気になる!!! (2018年10月16日 15時) (レス) id: ffd994ced7 (このIDを非表示/違反報告)
研磨 - 凄く面白かったです! (2018年5月9日 23時) (レス) id: 4e5fecf42b (このIDを非表示/違反報告)
りな☆(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください! (2017年5月10日 22時) (レス) id: f0df852b63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぐっさん | 作成日時:2016年8月20日 22時

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