今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:13,571 hit
小｜中｜大
紙 sideK ページ12
剛くんに二度と関わないでと言われて、彼らの家に近づけなかったけどやっぱりこのままAと剛くんに合わないままなんて嫌だ。
とは、言ったものの、家の前まで行って引き返してしまう。
ある日彼女が外を見ているのに気づいた。
彼女は、少し悩んだ素振りをしたあとに紙を落として窓を閉めた。
Aの目は、死んでいて何か思いつめた顔をしていた気がする。
落とした紙が気になって、僕は庭に入って紙を拾った。
『剛くんがおかしい。
もう耐えられない。
私をここから出して……光一。』
泣いたような跡があって追い詰められている感じがした。
『剛くん、俺はAが大事や。すまんな。』
俺は、彼女を助け出すことを決めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぐっさん | 作成日時：2018年1月22日 6時
