サッカー最強系女子 (ページ9)

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幼なじみページ9

雷門中1回戦。
私は鬼道の雷門の偵察を断って、幼なじみ2人に会いに行った。

『久しぶり。……アフロディ、不動。』
『久しぶりだね！A。』
『久しぶり～。お金持ち学校のAチャーン。』

一人めっちゃ嫌味らしい奴がいるんだけど。

『あんたは、高校ちゃんと行ってんの？』
『ハッ、Aチャンには関係ないだろ。』
『心配してるんでしょーが！！』

アフロディは苦笑いしながら見てる。

『で、今日はどうしたの？』
『だった。久しぶりに、遊ぼうと思って。ダメ？』

アフロディが首を傾けた。そんな顔で見られて誰がダメって言えるか。

『いや、全然ダメじゃない！どこ行く？』
『不動はどこ行きたい？』
『……何処でも……。』
『じゃあ……』

少し考えたあと、

『カラオケでも……行く？』

と言った。不動もアフロディも多分カラオケに行くことなんてない。

『カラ……オケ……？』

不動が暫くフリーズしていた。
アフロディは乗ってくれた。

『僕行ったことないし、楽しみだな。』
『アフロディ、不動がフリーズしてる(笑)』
『……A、明王の顔が、どんどん怖くなって言ってる(笑)』

アフロディと私で不動いじりをしてる。

『不動、行こうか！』

アフロディと私で不動が逃げないように、両腕を掴んで逃げられないようにしてカラオケに行った。

結論から言おう。
不動明王とアフロディどっちも歌がとても上手い。
不動とか歌下手なイメージがあったのに。

あれだな、人は見かけによらないってやつだな。

そして、私が歌ってる時に不動が
『Aチャンは歌下手なイメージがあった。』
と超いじってくる。

『ふざけんな！私は歌が上手いで有名なんだよ！』
『バーカ。てめぇが歌上手いなんて話聞いた事ねーよ。』
『鬼道にも言われたもん！佐久間にも、源田にも！』
『A、それ地雷……。』

すると不動はみるみる不機嫌になった。
あ。

『良かったな！帝国のヤツらに褒めてもらえてくれて！どーせ、お前は……』
『アフロディ、助けて……。』
『自分で何とかしてよ(笑)』

しまった。不覚だった。と思った時にはもう遅かった。
アフロディは面白がってるし、不動は色々言ってくるし

『ごめんって、不動。』
『っるせ。』

でも、私達はこんなことばっかりしてるけど、私は不動やアフロディのことが大好き。

まっ、絶対言わないけどな(笑)