サッカー最強系女子 (ページ7)

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フットボールフロンティア地区予選開幕ページ7

フットボールフロンティア開幕。
私はこの日を楽しみにしていた。

『鬼道、円堂と当たりたいね。』

円堂率いる雷門中は、帝国の最高の敵になる。私はそんな気がしていた。

残念ながら、帝国学園と雷門はブロックがわかれてしまった。だから、当たるとしたら決勝戦。

『決勝……か。』
『お前は、やけに円堂を気にしてるな。』
『鬼道も……でしょ？』

鬼道は笑った。

河川敷で、暇だからシュート練習をしていたら円堂が……。

『お前……。』
『円堂……？』
『お前帝国の？』
『ですよ。』
『えーっと……』

そう言えばまだこの人に私名前教えてないんじゃ……？

『ご紹介遅れました。帝国学園2年フォワードのAAです。よろしくお願いします。』
『宜しくな！A！！』

手を出してきた。
その手を握り返したら、ニコッと微笑まれた。

『そうだ！A。よかったら一緒にシュート練習しないか？』

鬼道に怒られちゃうかも……(笑)まぁ、いいか。

『良いよ！』

私と円堂の一対一のPK練習が始まった。
円堂は構えた。

『じゃあ、行くよ！』

ボールを蹴った。

『ゴッドハンド！！』

そのゴッドハンドを破った。

『やっぱり強いな。でも、まだだ！まだ行ける！！』
『いーねぇ、その希望。じゃあ、円堂！行くよ！！』

『ゴッドノウズ！！！』

ボールをけろうとしたら、
『A！！！』

鬼道がいた。

『勝手に、円堂とシュート練習するな！！』

鬼の形相で鬼道にキレられた。

『いーじゃん別に！！』
『お前、一応帝国のエースストライカーだろ。自覚を持て！』

一応ってなんだよ。一応って……(笑)
結局、泣く泣く円堂とわかれ、帝国に帰る時も鬼道にめちゃくちゃお説教された(笑)