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Aside
繰り返す惨劇……。それぞれの思い。
悪いけど生温いことは出来ない。
松本が逃げた。
現実から逃げたい。その気持ちは確かに分かる……。
だけどっ
『逃げるな！！！』
腕を掴んだ。そのまま、床に倒した。
その上に乗って
潤『散々弄んで何がしたんだよ！！！』
『壊したいんだよ！！！』
お前らの絆も全部。
最初にリセットしないと、永遠に繰り返すままだから……。
『いいか。』
松本の目を見て
『この世界にも希望はある。確かにある。だけど、その現実は貴方が……いや、貴方達が思うより遥かに苦しくて残酷なんだ……。』
荒野『松本さん、勝ったら一つだけ願い事を叶えてくれるって言ったよね？だったらさ、俺らとゲームしようよ。』
『貴方が1週間、撮影に来たら私達、辞めます。』
潤『……分かった。』
楽屋を出て行った先には、
駅のホーム。
『ハァッ、ハァッ。』
私の目に焼き付いた最後の瞬間。
？『苦しい。誰でもいいから……助けて欲しいっ』
『こっちに来て。手を掴んで。』
？『でも、誰も助けてくれない。なら死んだ方がいい……。』
『やめてっ！！！』
？『さ、よ、う、な、ら。』
電車が加速して……。
『嫌！！！！！！！』
次の瞬間誰かに抱きしめられた。
荒野『おい！大丈夫か？A！！！』
『こーや……？』
荒野『落ちそうになってたぞ！ホームに！！』
『……。』
荒野『お前のせいじゃない。だから、あんまり思い詰めるな。』
『……違う。私のせいだ。』
荒野『俺が、守ってやる……。お前は俺が……。』
荒野の声が切実で拒否出来ない音色だった。
荒野『大丈夫。こんな世界でも希望はある……んだろ？』
『荒野……！！！』
私は子供みたいに泣きじゃくって、荒野にしがみついた……。
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零 - 頑張ってください！！！！！！ (2021年4月28日 11時) (
レス) id: 0ecf550f49 (このIDを非表示/違反報告)
ぐっさん(プロフ) - ありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです！ (2017年4月19日 12時) (レス) id: 023cbec6a1 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - この作品毎日見てます！あなたのファンになりました！ (2017年4月19日 11時) (レス) id: e100e45a10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐっさん | 作成日時：2017年4月15日 6時
