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｜思い出その03 12月25日｜ ページ4
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─────♡朝♡──
Aside
A「…ん、」
目が覚めるときりやんくんより早く起きたらしく、きりやんくんが隣で寝ていた。
昨日の夜より空気がつめたくて足の先がひんやりする。
A「ぁ、」
目を擦って何回かまばたきをすると、枕の近くに置いたくつしたに何かが入ってるように膨らんでいた。それをくつしたから出すと、つるつるした紙で包まれていて金色のリボンが付いていた。
リボンをほどいて包みを開けると真っ白の箱が出てくる。
A「わ…、」
かぱり、と蓋を開けると箱と白のニット服とその上にMerry Christmas、と書かれている紙が入っていた。
きりやん「ん、…A？」
A「おはよう、きりやんくん。」
毛布がもぞもぞ動く感覚がすると思えば、きりやんくんが起きてメガネを探していた。
A「ね、見て。プレゼント入ってたの！」
きりやん「ん…？おぉ、良かったねぇ。Aなら似合うよ。」
きりやんくんはメガネをかけてそう言ってくれた。
きりやん「それ着て今度外出ようか。」
A「そと…いいの？」
きりやん「近くならね。」
おでかけできるのが嬉しくてきりやんくんに抱きつけばもう一回お布団の中へと戻された。
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作者名：An | 作成日時：2023年12月22日 1時
