▼＿白イ館デ殺人未遂事件＿▼【WT】 (ページ4)

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Page03 相部屋＿▽ ページ4

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Aside

A「へ？」

きりやん「あ、あ…い、べや…？」

スマイル「はい。」

A「はい、って…そんな簡単に…」

スマイル「他2つはぶるーく様とシャークん様がご使用されています。左端のお部屋は【脆くて危険】なので使えない…となかむ様から。」

A「反対側の3つの部屋は誰の部屋なんです？」

スマイル「あちら側は左から私共のお部屋で真ん中のお部屋がなかむ様、右側がメイド達のお部屋です。」

A「つまりここしか残ってないと…」

スマイル「はい。」

きりやん「でも、流石に男女2人ってのはー…」

スマイル「そうですか…お気に召さなければ…まぁ…」

A「…え、何ですか？」

きりやん「っ、相部屋でも良いよ？俺は。」

スマイルさんが私の方を見て何か言おうとしていたがやんが先に発言した為、スマイルさんが発言するのを止めた。

スマイル「そうですか。」

A「あの、なにか言おうと…」

スマイル「いえ、何でもありません。濡れた服やザック等はドア付近のハンガーに掛けておいて下さい。後で我々が洗濯致しますので。」

A「あ、ありがとうございます…」

するとスマイルさんはそう言って部屋の外に出ていってしまった。

きりやん「あいつ…」

きりやんは顔をしかめて扉の方を…というか【スマイルさんを睨んでいた。】
とりあえず濡れた上着をハンガーに掛けてザックの中身をベッドの上に出す。私もやんも幸い他の持ち物は濡れていないらしく、上着とザックだけをハンガーに掛ける。

きりやん「じゃあ行こうか。」

やんが扉を開けるとスマイルさんが立っていた。

きりやん「ﾊ"ｧ"!!」

A「うるさっ…」

スマイル「ッ、！何ですか、大声出して。」

きりやん「いや、貴方に驚いたんですけど？！」

スマイル「はぁ…荷解きが終わったなら食堂に行きますよ。」

そのままスマイルさんは何事も無かった様に階段を下りた。

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