▼＿白イ館デ殺人未遂事件＿▼【WT】 (ページ30)

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Page25 レヴェ＿▽ ページ30

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きりやんside

ロル「その、シャークん様が落ちる前にレヴェは2階で窓拭きの仕事をしていたんですけど2階の階段付近に水が少しあって…もしかしたらっていう…」

きりやん「水仕事してたレヴェさんがシャークんを押したとしてもあの時シャークんの背中は濡れてなかったと思うよ。」

身長の近い2人だとしても流石に男女の差はあると思う。後ろからレヴェさんが思いっきり押さない限りシャークんは階段からあんなに血が出るまでは落ちないだろう。なら思いっきり押したら水がシャークんの背中に付く気がする。

ロル「…レヴェは【手が荒れるのが酷くて水を沢山使う仕事をする時はゴム手袋を良く嵌める】んです。」

それならゴム手袋を外したらシャークんの背中なんて濡れなくなる。

ロル「レヴェが1階から降りて担架を持ってきた間には手袋はしてませんでした。声を聞いて手袋を外してから下に行ったなら何も不思議ではないですけど…」

やっぱりレヴェさんは後ろから押していない…？

ロル「でもバケツの位置から階段までは遠すぎるよね…」

そうぽつりとロルさんが呟いていたバケツの位置について聞こうとすると後ろからきんときがやって来た。

きんとき「ロル。レヴェ居るかな？言われた新しいゴム手袋持ってきたんだけど。」

ロル「あ、渡しときますよ～！」

きんとき「そう？じゃあお願いね。それときりやん？Aさんスマイルと話に行ったから。俺とスマイルの自室か寄合室にでも居ると思うよ。」

きりやん「え？」

食堂の入り口を見ると確かにAは居なかった。
…え、じゃあ今あのヤバいやつと2人っきりなわけ？は？？

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