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8話 ページ8

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昨日は雨は一向に止まず、宇髄先生に傘を貸してしまったので駅まで濡れながら帰った。


体もあったかくして寝たし、
髪もちゃんと乾かしたので風邪の心配はないだろうとそのまま眠りについた。







そしてお昼休み。


私は昨日の出来事を善逸に聞いてみた。



「恋人同士ならまだしも普通は言わないんじゃない?」

「やっぱりそうなのか」




でも、なぜ宇髄先生はおやすみなんて言ったんだろう。


足りない頭で捻っても先生の考えてることはさっぱり分からなかった。





「え、まさか彼氏出来たの?ねぇ彼氏??惚気話がしたいの?」


「落ち着いて善逸。決して違うから」





宇髄先生と言ってしまうと何かとまずいので男友達とだけ言ったらこの有り様だ。


こんな芋女に彼氏なんて出来るわけないでしょ!!





「俺、Aに彼氏出来たら呪うから」


「なぜ!?」


「俺を惨めにさせた罪」


「理不尽!!」




私だってね、好きでこのルックスに生まれたわけじゃないの!


何でさ、両親、弟は美形で私だけこんなちんちくりんなわけ!?


DNA、ちゃんと働いて欲しかった。





「てか、善逸はいないの!?」


「俺は禰豆子ちゃんがいるからいーの!!」


「あぁ……そうだったね」




うぅ…禰豆子ちゃぁん……。と善逸は嘆いた。


うんうん、恋する男子だね。



すると、若干涙目になりながら善逸は私を見つめてこういった。




「話戻すけど、その人はAに気があるんじゃない…?」


「あるわけないじゃん!!」





全否定した。


だって彼氏なんて出来るわけないもん。


ましてやこんな女を好んでくれる男の人なんて滅多に、というかいないと思う。

9話※少し修正しました→←7話



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かずさ(プロフ) - えっっ更新やめるんですね……。残念です。 (2019年11月13日 17時) (レス) id: 339945d703 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 電車の中で読んでいてにやにやしてしまいました笑(マスク付)これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年11月5日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ちせ(プロフ) - カズハさん» ご愛読ありがとうございます〜!今後ともよろしくお願いします<(_ _*)> (2019年10月24日 16時) (レス) id: bcabc46e74 (このIDを非表示/違反報告)
カズハ(プロフ) - あぁあ…最高です〜…照れて蹲る天元様萌えます…更新頑張ってください!! (2019年10月24日 1時) (レス) id: 082d86be6d (このIDを非表示/違反報告)
ちせ(プロフ) - もちさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます…泣 読者様の期待に応えられるよう、頑張ります!今後ともよろしくお願いします<(_ _)> (2019年10月22日 9時) (レス) id: bcabc46e74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちせ | 作成日時:2019年10月19日 23時

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