雪男の妹はアイドルでした

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監督 ｢20キロくらいお願いしたい｣

A ｢20ですか…
頑張ってみます｣

監督 ｢ごめんね、こんなお願いしちゃって
明日もお願いします｣

A ｢いえいえ、頑張って痩せます！
明日よろしくお願いします！
失礼します。｣

マネ ｢あ、来た来た！
お疲れ様、ずいぶん遅かったけど何かあった？｣

A ｢監督から20キロ痩せて欲しいって言われて少し話し込んでた｣

マネ ｢えっ20キロ!!
今でも仕事キツイのにさらに20キロって大丈夫？｣

A ｢やるしかないです！｣

マネ ｢無理しないでよ？
着いたよ、また明日迎えくるね、おやすみ｣

A ｢ありがとう！
おやすみなさい！｣

ｶﾞﾁｬｯ

A ｢ただいまーってみんな寝てるか…｣

亮平 ｢Aおかえり、遅かったな｣

A ｢亮平起きてたの？
夜中の2時だよ？｣

亮平 ｢喉乾いて目が覚めただけだから大丈夫｣

A ｢良かった、起きてたのかと思った…
私、このまま寝るね、おやすみ｣

亮平 ｢うん、おやすみ
倒れなきゃいいけど…｣



…………………………………………………

マネ ｢おはよう、A寝れたか？｣

A ｢寝れたよ？｣

マネ ｢冷や汗かいてるよ？
今日休む？｣

A ｢行く！
今休むわけにはいかないもん！｣

マネ ｢あれだったら深澤さんに連絡入れておこうか？
それとも親に連絡入れる？｣

A ｢止めて、親だけには連絡しないで…｣

マネ ｢じゃあ深澤さんに連絡するね
ほら、着いたよ
無理しないでね｣

A ｢分かってるって、ありがとう、行ってきます！｣



…………………………………………………

辰哉 ｢おはよう、Aは？｣

涼太 ｢おはよう、朝ごはん作ろうと思ったら作ってあったからAちゃんが作ってくれたんだと思う｣

亮平 ｢おはよう、A昨日夜中の2時頃帰ってきてたからこの時間居ると思ったんだけど…｣

辰哉 ｢あっ！
Aのマネから連絡来てる｣

亮平 ｢なんでAのマネから？
てか、いつ連絡先交換してたの？｣

辰哉 ｢この間Aの方から相談されてね、マネージャーだけには俺の連絡先教えた方がいいかってね？｣

照 ｢Aちゃんなら6時前に仕事行ったよ？｣

亮平 ｢は？
体調心配なんだけど…
何時頃帰るって聞いてる？｣

照 ｢いや、俺は聞いてない｣

辰哉 ｢俺も｣

涼太 ｢俺も聞いてない｣

辰哉 ｢ラウの心配してた事が本当に現実にならないといいんだけど…
あっ！
Aが倒れたって！｣

過労→←心配していたこと…

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