誰にも負けない強さがあるから

・ ページ7

龍斗side

カメラ「橋本くんもうちょっと笑えるかな？」

涼「すいません」

やっぱりはしもっちゃん体調悪かったんだ
笑顔がめちゃくちゃぎこちない

ス「今日はここにあるモノ好きなだけ食べてください」

これは…
さっき喉痛いって言ってたし相当キツイんじゃ

瑞稀くんと俺で苦笑い

でも俺らが沢山食べてはしもっちゃんの負担にならないようにしよ

蒼弥「今日作ちゃんめちゃくちゃ食べるね」

龍斗「なんかお腹減ってるんだよね笑」

ス「皆さん食べ盛りですねw」

はしもっちゃんも何とか笑顔でやってる


カメラ「OK！次取材行きます」


〜取材途中〜

涼「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯゲホッ」

さっきよりも咳が酷くなってない？
ほんのり顔も赤いし
悪化してない？

はしもっちゃんって凄いよね

こんなに辛そうなのに取材の邪魔にならないように
音を抑えて小さく咳してるんだよ
どこまで優しいんだか

涼「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」

俺はみんなから見えないように背中を摩って少しでも呼吸がしやすいようにする

涼「…作ちゃん」
「ごめんありがとう」

もう涙目じゃん
そしてあなた普通に熱あるよ
よく耐えたな
フラッシュとかキツかったんじゃ

ス「以上で終わります」

Hi「ありがとうございました」

隣を見るとはしもっちゃんがしゃがんでいた

龍斗「はしもっちゃん大丈夫？」

涼「ごめん作ちゃんｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」
「今ｹﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ立てないｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」

龍斗「優斗医務室で体温計とか借りてきて」

瑞稀「はしもっちゃん水飲みながら」
「ゆっくり呼吸できる？」

蒼弥「今ソファがある楽屋空いてて準備して
もらってるからそこ行こう」

涼「スーハーｹﾞﾎｯスーハーｹﾞﾎｯスーハースーハー」

龍斗「落ち着いてきた」
「はしもっちゃん落ちないように捕まっててね」
「よいしょ」

俺ははしもっちゃんを姫抱きにして楽屋まで連れてった

楽屋に着くまでに咳で体力を使ったのかはしもっちゃんは眠ってしまった

ガチャ

龍斗「よいしょ」

ガチャ
優斗「体温計とか借りてきたよ」

龍斗「ありがとう」

蒼弥「この後どうする？はしもっちゃんラジオだよ」

瑞稀「ガリさんと優斗とはしもっちゃんだっけ？」

優斗「そう」

瑞稀「じゃあ俺が変わりに行くよ」

蒼弥「それがいいか」

瑞稀「作ちゃんはしもっちゃんお願いできる？」

龍斗「わかった」

優斗「じゃあ俺ら行こっか」

蒼弥「何かあったら連絡して」

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す