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ル「俺達が前線で戦う、姫さんは身を隠して敵を狙う」

ヨ「はい、ねえ剣もちょうだい」

Aはヨナの言葉に顔が少し暗くなった
ハクはAの方を見てAの頭に手を置いた

ル「今は弓しか教えません
姫様イル陛下は決してヨナ姫に武器を触らせなかった
俺は今、陛下の命に背きます
なぜ陛下が武器を嫌ったのかよく考えてみて下さい」

ヨナは弓をギュッと握った
――――――――――
ユ「──でもさ山登りながら弓の訓練とかって
どうするの?」

貴「旅の途中でなければ一日二百本以上射れるんだけどね」

ヨ「え!にひゃく!?」

ル「とりあえず鳥や兎を弓で仕留めるかな」

ユ「一石二鳥それ賛成!捕ったら夕食に困らないし
よろしくお姫様」

ヨ「えっ」

〜一時間後〜
ヨ「ルーク、姉様、ハク当たらないどうすればいいの?」

ハ「ん?」

ハクは鳥に弓矢を当てた

ハ「こんな感じ」

ヨ「..それどうやったの?」

ハ「狙う」

ヨ「...わからない」

ハ「何が?」

天才は出来ない人の気持ちがわからない

ヨ「ハクは師匠にはなれないわね」

ル「いいですか根本的にあんたには力が足りない
震えずに弦を引く力をつけてあとは体で覚える」

ハ「本当の弓の名手は目を瞑ってでも的に当てるらしい目を瞑ってのお手本見ます?」

ヨ「..えっ?ハクとルーク出来るの?」

ル「違いますよ」

ハクはAに弓と矢を渡した

ヨ「姉様!?でも姉様は身体が...」

貴「..確かに身体はヨナより弱いかもしれない
でも弓は身体の弱さは私からすれば関係ないわ」

Aは目を瞑り弓を引き飛んでいる鳥に当てた

ヨ「姉様..すごいわねでもどこで弓を?」

貴「...身体がまだ元気な時にね父上に秘密で」

ヨ「..そう..」

ル「とりあえず今は真っすぐ矢を飛ばす事を考えなさいな」

―――――――――――
ヒュン ヒュン

ユ「何の音...?」

ヨナは夜中に弓を引いていた

ユ(弓の練習..こんな時間に)


ユ「様になってきたんじゃない?弓を引く姿勢」

ヨ「本当?ユンは弓 出来る?」

ユ「狩猟なら俺は縄派
...生半可な気持ちなら武器は持たない方がいいよ」

ヨ「え?」

ユ「人を殺すか殺さないかの話
護身用とか言ってるけど俺らのような力の無い人間が
戦場に放りこまれて情けなんてかけられる立場?

俺らが生き残るには容赦なく急所を狙う一撃必殺の技か卑劣な手段か、ココ頭脳戦しかないってこと
スキを作ったり手加減したりなんて器用なマネは
あの雷獣さんや風龍さんだから出来る事なんだよ」

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麗音 - 13ページのミンスに弓がとありますが、刺さるのは弓じゃなくて矢だと思います。 (9月4日 0時) (レス) @page13 id: d7b2c82a49 (このIDを非表示/違反報告)
fruit - すいませんが、(ヒュッ)ってなんですか? (2021年8月11日 8時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
は な の(プロフ) - カロンさん» その誤字かもしれない所がどこか教えていただけませんか??(汗)ご報告ありがとうございます (2020年9月5日 16時) (レス) id: 133e1e9c79 (このIDを非表示/違反報告)
カロン - イル陛下、が、イル+陛下になっているのは誤字ではありませんか? (2020年8月31日 14時) (レス) id: 5ef8a9bc31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:は な の | 作成日時:2020年5月12日 1時

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