身体の弱いヨナの姉１【暁のヨナ】

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ｶﾝ･ﾃｼﾞｭﾝ(熱い 火のようだ
目がそらせないこの姫はこんな顔をする
姫だったか?城にいた頃は幼く弱いただの少女に
見えたのに今は何も持たぬ姫なのに)

ル｢馬鹿野郎…っ｣

ハ｢なんで出てきた!?｣

そう言いながら2人は周りの敵を倒す
ハクは1度Aを後ろに隠していると

貴｢っ…｣
(..毒が)ｸﾗｯ

兵がその姿をみて

兵｢A姫を引っ張れ!｣

そう言い兵が皆Aを掴もうとしたが逆に押してしまいそれと同時にハクも兵に斬られた
大刀は奈落の底に落ちていった

ハ｢ちいっ｣

ハクがAの手を持ち崖にもう片方の手で
掴んでいる状態だった

ル+ヨ｢ハク!A姫!／姉様!｣

そう叫んだ時油断していたルークも斬られ
崖に掴まっている状態になった

ｶﾝ･ﾃｼﾞｭﾝ｢よし!下は奈落だA姫は残念だが
雷獣と風龍を落とせ!!｣

ヨ(死んじゃうこのままじゃこのままじゃ
このままじゃルークが 姉様が ハクが)

そう思い急いで行こうとした時

ｶﾝ･ﾃｼﾞｭﾝ｢姫!お待ち下さいっ｣

ヨ｢あっ､う…｣
テジュンはヨナの紅い髪を掴んでいた

ｶﾝ･ﾃｼﾞｭﾝ｢いけませんよ姫､あの男達のもとへ行こうなど､あなたは私と共に城へ行くのだ｣

そう言うテジュンにヨナはテジュンの腰にあった剣
をとりだし

ｻﾞｯ 髪の毛を切ったそして崖を滑った

ヨ(殺させない 殺させない 殺させない 絶対に)

兵｢高華国屈指の武人ソン・ハク将軍と
ソン・ルーク副将軍を討ちとれるなど..
姫様には申し訳ないがなんたる名誉｣

兵が剣をハクたちに向けた時

ヨ｢離れて!!ルーク達から離れなさい!｣

兵｢姫…｣

ヨ｢離れなさい!!｣ ヨナは剣を振り回した

兵｢姫様は大人しく…｣

ｶﾝ･ﾃｼﾞｭﾝ｢よせ､姫を傷つけるな!｣

兵｢しかし…｣ 兵がヨナを正面で見ると

兵(これがヨナ姫…!?)

ル｢…姫さん｣

ヨ｢ルーク!ハク!姉様!今助けるから｣

ハ｢馬鹿野郎…｣

貴｢逃げ..てヨ‥ナ｣
Aはそのまま気を失ってしまった

ル｢あんたには無理だ早く遠くへ…｣

ヨ｢やだ!絶対ルーク､ハク､姉様死んだら許さない…!!｣

ｶﾝ･ﾃｼﾞｭﾝ｢何をしているルークから姫を引き離せ!!｣

その言葉を聞き兵はヨナに近づこうとしたが
ハクはそのまま気を失ったAと
ルークは助けようとしたヨナと共に
奈落の底へと落ちていった

―――――――――

｢♪むかぁしむかしあかいろの─
おおきなたいようたべられて─
せかいがくろにそまるとき─…

…めんどくさ人が死んでる｣

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