旅の始まり ページ34
ヨ「ルーク何か見えた?」
ル「皆無」
ハ「あのジジイどこにいるのかわからんヤツを
探せっつってもな」
貴「昔から神官は王宮の神殿に住まい国の政に
大きく関わっていたと聞いたわ
ユホン様が神官を弾圧してからは城から出て
今は人里離れた場所にひっそりと暮らしているそうね」
ハ「人里離れた────ってんでここに来てみたんだが」
ヨ「まず人が住めそうにないわね」
ル「まーヨナ姫さんが住んだら即 崖から落ちるかもしれんが何とか住めるだろ」
ヨ「だってこんな寒い山で…」
貴「火の部族の支配する北はもっと痩せた土地よ」
ハ「どこの干渉もないこういう場所は案外住み良いかもしれねえな」
ル「ところでお姫様方ここら辺をしらみつぶしに
探すとなると野宿になるがどーしますか?」
ヨ「野宿?少しは慣れたわ」
ハ「城の裏山と違ってここは冷えますよー」
貴「その時はハクにひっついてくるまって寝ようかな」
ヨ「そうね私もルークにくるまって寝るから」
そう2人は言うとハクとルークは自分達が振り回していた大刀を投げてしまった
ハ「いーけどいたずらしますよ?」
貴「いたずら?」
ハ「いたずらってのは」
そう言いハクはAを引き寄せた
Aの背中は岩にひっつきハクの顔は
Aの首筋に近づけた
ハ「こーゆー事とか」
貴「…ハ…ハク‥っ//」
ヨ「ちょっとハク(怒)」
ル「静かに」
そう言ってルークはヨナを引っ張り抱き寄せた
ハ「足音だな」
ル「40..」
貴「..いや50じゃない?」
ハ「追手だ」
ヨ「!!」
ル「もう追う気がねーのかと思ってたけど
こりゃまた気合いの入った数だな」
ヨ(追手って王の兵?それとも…)
ル「姫さんやっぱくるまって寝るんならもーちょい
抱き心地が良くねえと、いたずらする気も起きないですよ」
ヨ「何の話だ何の」
そう言ってヨナはルークを追いかけた
ハ「姫様は十分なのでいつでもいたずらしますね」
貴「へっ…いたずらは嫌だわ」
そう言ってハクはAの頭を撫で
ハ「さてと」
ル「準備運動もしましたし」
ハ「働きましょーか」
Aはハクの後ろヨナはルークの後ろに立っていた
ハ+ル『離れないでくださいよお姫様』
それが合図かのように一斉に追手が攻め込んできた
だが2人は大刀で敵を倒していく
ヨ(スウォンがいつか言っていた
「ハクの技は稲妻みたいでルークは竜巻みたいなんです本気で闘えば私はきっとこてんこてんですよ〜」
こんな時にまだ素直にあなたの顔を思い出す)
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麗音 - 13ページのミンスに弓がとありますが、刺さるのは弓じゃなくて矢だと思います。 (9月4日 0時) (レス) @page13 id: d7b2c82a49 (このIDを非表示/違反報告)
fruit - すいませんが、(ヒュッ)ってなんですか? (2021年8月11日 8時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
は な の(プロフ) - カロンさん» その誤字かもしれない所がどこか教えていただけませんか??(汗)ご報告ありがとうございます (2020年9月5日 16時) (レス) id: 133e1e9c79 (このIDを非表示/違反報告)
カロン - イル陛下、が、イル+陛下になっているのは誤字ではありませんか? (2020年8月31日 14時) (レス) id: 5ef8a9bc31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:は な の | 作成日時:2020年5月12日 1時