story13-You- ページ13
ジョンインの家
「…うぅぅ…もう無理。」
JI「え？そんだけ？よく競おうなんて言えたね」
「だって〜…うぅ…」
JI「唸るな〜。後は持って帰れよ」
「うん……あぁぁあっ!!」
JI「今度は何!?」
「オンマもアッパも今日から旅行…」
JI「家、一人なの？」
「そーだね…はぁ。お土産頼むの忘れてた…」
JI「そっち？“一人で寂しいからジョンイン、一緒にいて”って言うのかと思った」
「そんなわけないでしょ！ひとりでも平気だもん！」
JI「へぇ〜。…ヌナ、一緒に映画観よ？」
「うん！いいよー。何の映画？」
JI「観てれば分かるって」
「キャーッ!!ジョンイン！消して!!消して!!」
私は立ち上がって逃げようとしたとき
JI「よいしょっ。…ヌナ、どこ行くの？^^」
ジョンインは私を自分の前に置き、後ろから抱きついている
ジョンインめ…
アンタは悪魔ね…
「あっ、あのね！これは、ホッ、ホラー映画じゃん？…私っホラー苦手なのしっ、知ってるよねっ？」
JI「そうだっけ？まぁ、いいじゃん♪ほら、始まった」
ぎゅぅ〜…
思いっきり目を瞑った
『ギャーッ!!』
「キャーッ!!」
映画の声にビックリして思わず、ジョンインに抱きついた
JI「ん？ヌナ、やっぱり怖かった？」
「あぁぁん〜！怖い〜っ！」
JI「じゃあ、帰ろっか。…あれ？」
「…っ、なに？」
JI「ヌナぁ…もう夜になっちゃったね。」
「…うっ」
JI「大丈夫、俺が送るから」
ジョンインに手を引かれ玄関まできた
でも、玄関から足を踏み出せなかった
JI「ヌナ？帰んないの？」
「…怖い。…暗い所…怖い」
JI「仕方ないなぁ。家、泊まってく？」
「…うん！」
一瞬、ジョンインが天使に見えました
騙されたとは知らず
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緑茶くん | 作成日時：2014年10月15日 18時
