17、ホントの姿 ページ18
服は…
あっ、クローゼットにあった
服を手に取り、上着を脱いだその時
ガチャ
KI「…眠。…?…あ」
「キャーッ…っ!?」
KI「そんな大声出すな!」
「んっ!!…んっ!!」
ジョンインくんに口を手で押さえられた
KI「…っ!////早くっ…服!////」
ジョンインくんは後ろを向き、その間に服を着た
「…着たよ…?」
KI「ん。で、なんでお前がココにいんの?」
「なんでって…ココ、私の部屋。」
KI「え?マジで?悪ぃ、自分の部屋と間違えた…」
「ううん。大丈夫…ビックリしたけど…」
KI「…そ。あ、ついでだから言っとくけど、ココではキム財閥のAじゃないからな。あくまでもE.B.B.highschoolの生徒だから。特別扱いとかしねぇよ?」
涙が溢れた
KI「!?なっ、何で泣くんだよ。そんなに特別扱いしてほしかったのか?」
「違う…っ!!…逆。特別扱いしないでくれるって思うと嬉しくて…」
KI「…フッ(笑)お前も俺らと一緒なんだな。」
「えっ?」
KI「ここは表向きは『執事科がある特殊な学校』だけど、ホントの姿は俺らみたいな人間の逃げ道。ここにいるヤツは全員色々あってここにいるんだ。」
「じゃあ…ジョンインくんも…?」
KI「まぁな。お前に言う必要はねぇだろ?」
「…うん!まだ会ったばっかりだし、」
KI「…なんか、お前なら長続きしそうだわ」
「なんの話?」
KI「あ、前まで何人か女子生徒がいたんだ。だけど、そいつらは遊びってか、恋愛気分でいたんだ。それで、男子生徒の取り合い?みたいなのが始まって、男子高校になった。」
「なにそれ。」
KI「そいつらはこうやって俺と話しただけで猫かぶってキャーキャー言いやがるけど、お前はそんな感じがない…」
「えっと…有り難うなのかな?」
KI「ブッwホントお前面白い。まぁ、なんかあったら部屋でも来いよ。あ、起こしたらブッ殺すぞ?」
「…っ!!はっ、はい!」
KI「ん、じゃあ。」
ジョンインくんは部屋を出て行った
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マイマイ(プロフ) - 面白かったです! (2016年8月9日 9時) (レス) id: db96032c7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緑茶くん | 作成日時:2014年9月6日 18時