ドキドキ芸能人スキャンダル!? ２ (ページ7)

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漫画みたいな出来事ページ7

ガラガラッ

A『失礼します』

先生『…おぉー、やっと来たかー、ここ座れー』

先生が差し出した椅子に座った

A『…なんですか？』

先生『おぉ、コレ、教室まで持って上がってくれ』

ドーンッ！

そこにはプリントの山があった

A『…えぇーっ!?コレを一人でですかっ!?』

先生『おぉ、お前、男のくせに見るからに細すぎるし、女みたいな体だから俺が鍛えてやる！

アイドルは体力いるだろ？

そんな体じゃあと一ヶ月も保たないぞ』

先生なりに心配してくれてるみたい

A『…っ、心配してくれるのは嬉しいですけど…こんなの一人で持てません！』

先生『まぁーどーにかなるから！よろしく！』

と言って先生は職員室から出て行った

私はプリントの山をなんとか抱き抱えて、教室に上がっていた

すると

ドンｯ!バラバラ…

誰かとぶつかりプリントがバラバラになった

??『うわっ！…あっ！ごめんなさい！大丈夫ですか!?』

こんな漫画みたいな事あるんだ…

私はそんな事を考えながら突っ立っていた

??『…あの…？』

けど、このプリントどーしよ…

??『……聞こえてる？』

バラバラにしちゃったら先生に怒られるかな…

??『もしもーし？大丈夫ですかー？』

声に気づいた

A『…ふぇ？…あっ！ごめんなさい！大丈夫ですよ！大丈夫ですか!?』

??『びっくりしたよ笑ごめんね？』

男の子はプリントを拾い始めた

A『いいよ！いいよ！僕が拾うから！』

??『僕がぶつかったんだから、僕も拾うよ』

A『ありがとう』

プリントを全て拾い終わると

??『これで全部かな？…ハイッ！』

A『ありがとう！』

??『…あ、やっぱり半分もらうよ？』

男の子は私が持っているプリントの山の半分を取った

A『いいって！重いよ？』

??『僕、力持ちなんだよ？笑』

親切な人なんだな…

??『ねぇ、どこに持って行くの？』

A『三年C組』

??『えっ？3-Cなら逆方向だよ？』

A『えっ!?嘘っ!!』

??『ホントだよ笑』

どうやら私は逆方向に行ってたみたい

A『ありがとう！』

??『いいえー笑でも、なんで1年が３年のクラスに？』

A『…あ、ごめんね？僕、３年なんだ

彼は私を１年だと思ってたらしく

??『えっ!?本当ですか!?すみません!!可愛いから１年かと思いました!!』

彼は私が３年だと知ると敬語になり、膝に頭が付くんじゃないかって位お辞儀した