ドキドキ芸能人スキャンダル!? ２ (ページ38)

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道理ページ38

私は宿舎に帰った

スホ『あ、A、お帰り。

…どうした？元気がないじゃないか』

A『…スホヒョン…

もし、友達がとんでもない嘘をついて、ヒョンを騙してたら、どうしますか…？』

スホ『…う～ん…

俺だったら、まずなんで嘘をついたのか聞く。

その友達の状況に自分がなったとして、

俺も友達と同じ事をしていたら責めたりはしない…かな』

A『…騙されてても責めないんですか？』

スホ『だって、その友達と同じことするかもしれないのに、相手だけを責めるのは道理が通ってないだろ？』

A『…まぁ』

スホ『…そんな事があったのか？』

A『…』

スホ『悩みがあるなら聞くぞ？』

A『…スホヒョン、僕…

EXOを辞めます』

スホ『…えっ？

なっ、何言ってるんだ？』

A『僕…スホヒョンもみんなも騙してたんんです…

だから、僕にはEXOに居る資格は無いんです』

スホ『…A、俺、今言っただろ？

理由を聞くって。

ちゃんと話してくれないと納得出来ない』

A『僕…女…なんです。』

そして、全てを話した

スホ『…そうだったのか。悪かった。

お前の苦しみを気付いてやれなくて…

…でも、俺はお前を責めない

俺がお前だったら同じことをしていたと思う』

A『…スホヒョン…っ!!…』

私は涙が止まらなかった

スホ『…EXOを抜けても、Aは俺らの家族だ。

いつでも帰ってこい

俺らはココで待ってるから』

A『…っ!!…』

スホ『…A？今、俺に言ったこと全員に話せるな？』

A『…』

スホ『何も言わずに出て行くなんて真似はするなよ？

お前が出した答えは責任を取ってると言えるが、

何も言わなかったらただの逃げになるぞ』

A『…言います。』

スホ『そうだな。もうひと踏ん張りだ。頑張れよ』

スホヒョンは優しく私の頭を撫でた