俺がお前を守る ページ20
〜チャニョルside〜
海に来たぁ〜〜っ!!
はい、異常にテンションMAXです笑
一番に海に入って、一番に…バテました^^;
休憩のために海から上がると、ルハニヒョンとAが更衣室に入っていった
ルハニヒョンの表情が裏の表情だったから、俺は嫌な予感がした
そう思って、更衣室に行ってみると…
あれっ？誰もいない…
そのとき
ドンッ!!
という大きな音がした
それは着替える部屋だった
すると話し声が聞こえた
ルハン『女がexoに入ってるなんて知られたらどうなるだろうな
お前がやってることはこんな事じゃねぇんだよ』
A『…ごめんなさい…ごめんなさい』
えっ？
女？Aは女だったのか？
“女で嬉しかった自分”と“不思議に思う自分”が同時にいた
話を聞いているとルハニヒョンはどんどんおかしくなっていって
ついにはAの止めてという大声までもが聞こえた
俺は居ても立っても居られなくなって、部屋の扉を思いっ切り蹴った
すると案の定、Aがルハニヒョンに襲われてた
俺は我慢できなかった
親しくて良いヒョンだけど、これだけは許せなかった
俺は初めてルハニヒョンを殴った
そして俺らは宿舎に帰り、Aに雑炊を作った
Aは俺が初めて料理を作ったと見破り、真っ黒の雑炊を美味しいと言って食べてくれた
そういう優しいところに惹かれるんだよな…
そして、Aがなぜ男フリをしながらexoに入って来たのか
なぜひとりで抱え込んでたのか
何も悩んでいたのか
全てが分かった
こんなにも俺達が原因でAを苦しめてたんだと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになった
Aは今までの荷が降りたのか、眠ってしまった
俺はAをベッドに寝かせて、Aの柔らかく、落ち着く手を握り、唇にそっとキスをした
A、これからは俺がお前を守ってやるからな…
お前の笑顔は誰であろうと奪わせたりしない…
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作者名：緑茶くん | 作成日時：2014年8月20日 20時
