ドキドキ芸能人スキャンダル!? (ページ47)

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君の傍にページ47

～チャニョルside～

シャワーを浴び終えるとスホヒョンの呼びかけで宿舎に戻ることになった

チャニョル『…あっれー？…おかしいな…』

俺は鞄の中を探り始めた

セフン『どうちたんでとぅか？』

チャニョル『いやー、入れたはずなんだけど、財布が無くなったー』

セフン『たいふ(財布)でとぅか!?とれは大変でとぅねっ!!…あっ!』

チャニョル『見つかった!?』

セフン『いや……練習室に黒のたいふが落ちてたの思いだちて…』

チャニョル『マジで！多分、俺の！セフン、サンキュッ！』

セフン『どういたちまちてー』

俺は服を着て練習室に戻った

するとそこにはAが端にある椅子に座って、プルプル震えていた

そしてAの手の甲に涙が落ちた

アイツ…泣いてるのか？

なぜ泣いてるのかは分からなかった

でも、何かを抱えているんだってことは馬鹿な俺でも分かった

駆け寄ろうと思った瞬間、足が動かなかった

ジョンインがAを抱き締めていた

そしてAは大声で泣き叫んだ

俺はAが辛いときに傍に居ることも出来ないのか……

……なぁ。どうしてなんだ？

どうして俺はお前のことでこんなにも苦しくなるんだ？

胸が張り裂けて、心臓が潰れそうだよ…

俺は走りだした

こんな俺があの場所には居てはいけないと思った

すると後ろから声が聞こえた

??『廊下は走っちゃダメだよぉー』

立ち止まり、振り向くとルハンがいた

チャニョル『なんだ。ルハニヒョンか。』

ルハン『チャニョル、どうしたの？そんな顔して。見ちゃいけないものでも見たの？妖笑』

チャニョル『……別になんでもないですよ！あぁー、ほら！ジョギングしてたんです！笑』

ルハン『…そっかー！……欲しいなら自分で取りに行かないと誰かさんに横取りされるよー？笑』

チャニョル『えっ？』

ルハン『じゃあまたあとでねー笑』

ルハニヒョンはそう告げてスキップしながら歩き始めた

チャニョル『ルハニヒョンのテレパシーか？(小声)』

俺は初めてルハニヒョンを不思議に…いや、怖く思った