一緒にごはん〜DH2〜 ページ3
やっぱり帰らないと話そうとした瞬間…
ぎゅ〜〜っぐるぐる〜っ
まるで漫画のように盛大に私のお腹のムシがなる…
DH「…？A？お腹空いてるの？」
恥ずかしくてドンへの顔が見られない…
A「…今朝、寝坊して…お昼はタイミング悪くクライアントから連絡が来て食べ損ねて…デスクのオヤツは品切で……」
DH「オートミールもう少し多めにすれば良かったね！そうしたら食べ応え？飲み応え？があったかも！」
A「違うっ！違うのよドンへ！私、食事がしたいの！米が食べたいの！この際おかずはキムチだけでも良いから！ごはんが食べたいのよ！スムージーだけじゃ満たされないのっ…！」
DH「？……こんな時間に食べていいの？先週ダイエットするって言ってなかった？」
A「はっ！言った！…かもっ？」
DH「あははははは！Aもしかして忘れちゃってたの？」
穴があったら入りたい…
DH「んじゃ今からもう一回、一緒に飯食う？俺も物足りなくてさ〜」
A「ドンへ…ごめんね。」
DH「んっ？大丈夫！それに俺、Aにダイエットして欲しくなかったから、このまま忘れちゃって欲しいかもw」
A「痩せて綺麗になっちゃ駄目？」
DH「今で充分綺麗！他のヤツが寄ってこないか心配で困る！……それに今の触り心地が好き！」
一気に捲し立てて赤面する可愛い彼氏
思わず抱きしめてようと近づいたら
DH「駄目！ごはんでしょ！今ぎゅってしたら間違いなく我慢出来ない！」
ごはんーと叫びながらキッチンへ向かって走る逞しい背中
あぁ…甘すぎて食欲吹っ飛びましたよ！
この甘さはやめられない…
続く
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作者名：チビ太 | 作成日時：2020年6月19日 14時
