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初めて ページ31
こんなに疲れたのは久しぶりだ
あんな事件まがいのことも起きて
なのに、悪くない1日だった、
遊園地も悪くない、
と思っている自分がいる
ポップコーンばかり食べているパクさん
なのにビビンバも美味しそうに頬ばってペロリと平らげるパクさん
僕がびしょびしょになったのを見て爆笑するパクさん
絶叫に乗れば人一倍すごい声で叫ぶパクさん
うさぎの帽子をどうしても僕に被せたがるパクさん
明らかに足が靴づれして痛そうなのに、平気なフリして何も言わないパクさん
僕の名前を呼んで助けを求めるパクさん
咄嗟に手を握って走り出した僕の手を、しっかりと握り返してくれたパクさん
心配したのに、あんまり心配してくれるからって笑うパクさん
僕の右手にはまだ、パクさんの手の感覚が残っていた
女の子には触りなれているはずなのに
この手に残った感覚がどうしても気になってしまう
初めての感覚だった
これがなんなのかはわからない
疲れているはずなのに、そんなよくわからない感覚のせいで、なかなか僕は眠りにつけなかった
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りん(プロフ) - ウサギのかぶったギョンス(*'▽'*) (2019年4月3日 9時) (
レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーさん | 作成日時：2018年12月28日 12時
