癒したい、癒されたい【KS】 (ページ27)

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デート？！ページ27

と、いうわけでやって来ました、ロッ◯ワールド！

自分で誘っときながら、いつになく緊張するのは、、、夏のせいかな。
実際まともに一緒に遊んだことなんてないのに遊園地なんて。しかも２人で。
　
これってデート？私がギョンスくんのこと狙ってると思われちゃう？ちょっと大胆すぎたかな？来てくれなかったらどうしよう、というかニナは大丈夫かな、

なんて死ぬほど忙しく働いてる自分の頭に落ち着け、と念じながら入り口前で待っていると、Tシャツに短パン姿で現れたギョンスくん。

「あっ、、、ギョンスくん！こっちこっち！」

「あ、お待たせ」

「ううん、本当に来てくれてありがとう」

とにかく今日はギョンスくんを楽しませるために来たんだから、私も全力で楽しまなきゃ！

「何乗る？！」

「ん、なんでもいいよ」

「私あれ乗りたい！」

私が大好きな、最後に落ちた時に水しぶきが来る船の乗り物。

なんか、ギョンスくんが座ったところが一番濡れやすかったみたいで……

「ねえ、」

「あっははははwwwwwwwwギョンスくんびしょ濡れwwww」

頭から水被って前髪ぺちゃんこになってて、
どうしてくれるんだよって顔してるギョンスくんにハンカチ貸してあげたら、素直に受け取って拭いてる

「あ～楽しい……はい、じゃあ次、次～！」

ひとしきり、絶叫系とかのアトラクションいくつか回った私たち

ギョンスくん、どんな絶叫でも大きい声で叫んだりしないけど、時々落ちるときにポーカーフェイスで「あ～～～～～」って言ってた

またギョンスくんの新たな一面見ちゃったなあ……

「はあ～今のめっちゃ楽しかった～お腹すいて来たね～ちょっと休憩しようよ」

「さっきもずっとポップコーン食べてたじゃん……」

「ポップコーンは別腹なの！」

「あーはいはいそうですか」

あーだこーだ言いながら、結局、ギョンスくんも休憩するんじゃん。食べるんじゃん。やっぱ素直じゃないな～。

「何食べる？じゃあせーの」

「「ビビンバ」」

「ギョンスくん真似した」

「どっちが」