癒したい、癒されたい【KS】 (ページ23)

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優しいギョンスくんページ23

それ以来、図書委員として私が出勤していた４日間ずっとギョンスくんはいて、勉強したり、何処かへ行ったり(おそらく女の子と)、してたけど毎日私を手伝ってくれた

　
毎回無言で来て、おもむろに

「これ、こっちでいいの？」

とかって言うから

「うん、ありがと」

「……」

　

こんなやりとりをもう４回もしている

……熟年夫婦か！
ってまたニナのハリセンが飛んで来そうだ～

　
　
でもね時々、優秀なギョンスくんが、この本面白いよっていい本紹介してくれたり
私が、あ、これ好きなんだよねえって言うと、僕もって答えてくれたり、

私は読書家でもなんでもないけど、意外と本の趣味が合ったりすることがわかって楽しかった

　
　
「今日でこのお仕事も終わりだあ。ありがとうね？結局毎日手伝わせちゃって」

「これぐらいは。どうせ暇だし。」

女の子と遊んでるくせにって出かかったけど、殴られそうなのでやめた。←

「ギョンスくんにもしばらく会えないね、寂しい～」

「俺とヤりたいの？」

「……だからなんでそうなるんだよお！！」

　
フって鼻で笑うギョンスくんを横目で睨んでたら

　
　
　
　
＿＿＿＿ガラッ