学園ベビーシッターズ 〜可愛い女の子のお話〜

☆ ページ34

猪「え 明日？」

『え、きょ、今日がよかった！？ご、ごめんね！？』

猪「いや そうじゃないの あなた今日チョコ持ってきてないの？」

『持ってきてないよ？ まりあちゃん 規則守る子だから今日は持ってこない方がいいなって思ったから持ってこなかったの』

猪「…あなたって見た目と違っていい子なのね」

『え！？わ、私の見た目ってそんな顔なの！？竜一くん 兎田さん！』

竜「ど、どっちかというと持ってきそうな感じかな？」

兎「まぁピアスもしてるしネックレスもしてるからな 見た目はチャラい感じだよな A」

『ｶﾞｰﾝ(ᇂ_ᇂ|||)』

竜「！？ひ、人は見た目で判断したらよくないよね！ね！猪又さん！」

猪「私は別に貶してるわけじゃなくて…嬉しかったのよ」

『え？』

猪「あなたのような誰にでも好かれて人気者なのに調子にのらず規則をきちんと守ってくれるし、こんな私と と、友達になってくれる 私はそんなあなたと友達になれて嬉しかったって言ってるの！！」

『･･･』

猪「な、なによ」

『ま、まりあぢゃ〜んっ！』ｷﾞｭｰ

猪「ｷｬｯ ちょ、ちょっと！」

『私もまりあちゃんと友達になれてうれしーよっ』

猪「！…ふふっ ありがとう もぉ泣きすぎよ」

『だってっ』

竜「ふふっ Aちゃん これで涙拭いて」

『うぅ ありがとう 竜一くん』

竜「俺もAちゃんの友達になれて嬉しいよ？
みんな思ってると思う 虎太郎も狼谷も鷹くんや奇凛ちゃん兎田さん 弟の拓馬くん数馬くんだってAちゃんがお姉ちゃんでよかったって思ってるって俺は思うよ だから泣かないで」

虎「Aちゃ」

兎「Aどうした？」

鷹「A？」

奇「Aねぇちゃま なかないでくだちゃい！」

拓「ねぇね なかないで」

数「ねぇね…」

美「あぶぁ？」

鷹「Aだれになかされたんだ おれがやっつけるじょ！」

虎「う！」ｺｸﾘ

奇「きりんもおてつだいしましゅ！」

美「あぶぁーぃ！」

拓「ねぇねはおれらがまもるー！」

数「まもる…！」

『うぅ もぉ みんな大好きーっ！』ｷﾞｭｰ

「「「「「ﾆｺﾆｺ！」」」」」

『絶対美味しいチョコ作ってくるからねー！』ｷﾞｭｰ

竜「ふふっ」ﾆｺﾆｺ

☆→←☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す