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私が9歳のころ。
もうすぐ誕生日だった。
私は穏やかで静かな性格だったんだと思う。
お母さんに誕生日は何がほしい?
と聞かれるのはもう3回目。
昔から自分の意見を言うのは苦手だった。
このまま、お母さんが誕生日にくれる手作りのぬいぐるみをただもらうだけなのかな。
考えながらお母さんの買い物に付き合っていた。
その帰り道、突然。
『猫だ!』
私と同じ歳ぐらいの子たちが言った。
私もそちらを見た。
すると、路地に向かっていく黒猫がいた。
私はその猫と目が合った気がした。
その目はすごく綺麗な青で。
その瞳と、綺麗な黒い体。
『お母さん!!私、黒い猫さんがほしい!!』
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RINSU - 次の作品もウォヌが良いです! (2019年4月28日 19時) (レス) id: dde92a40b9 (このIDを非表示/違反報告)
そみ(プロフ) - なっソバさん» お褒めの言葉ありがとうございます!感動出来るような形で終わらせらせるよう頑張ります^_^ (2019年3月15日 7時) (レス) id: 18e8957ca8 (このIDを非表示/違反報告)
なっソバ(プロフ) - なんですかこれ、、なんかもう切ないかんじがもう会っていまにも泣きそう、 (2019年3月15日 0時) (レス) id: 6459ee2bce (このIDを非表示/違反報告)
そみ(プロフ) - 桜もちくれさん» 本当に嬉しいです!これからも頑張らせていただきます! (2019年3月13日 18時) (レス) id: 18e8957ca8 (このIDを非表示/違反報告)
桜もちくれ(プロフ) - 良かったね!!!更新頑張って下さい!!!! (2019年3月13日 17時) (レス) id: 85d6d86ea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そみ | 作成日時:2019年3月5日 22時