無気力三人目 ページ4
side明石
「‥‥なんや、自分随分な所に来たみたいやな」
「はは‥正直だね‥」
全ての部屋を回ってもらって今は燭台切の部屋に入れてもらって待機をしてる。
まあ、燭台切の部屋といっても勝手に部屋にしてるだけみたい。
みんなそんな感じなんだって。
「‥ほんとは、愛染君にも合わせてあげたかったけど‥」
そこまで言って顔を俯かせる燭台切になんとなーく察した
「‥しゃーないですわ、こんな所やし。愛染も今まで一生懸命頑張っとったんやろ。‥もちろん、アンタもやけど」
名前、教えてもろうていいやろか？
驚いて顔を上げた燭台切にそう言うと少し恥ずかしそうに名前を言った
よかった‥聞いてないのに知ってるっていう疑われるフラグが消えたぞ‥
「愛染も苦労した、特に一番古参のアンタはえらい苦労したんやろ。‥遅れて来た自分に、とやかく言う権利はなーんにもないですわ」
ほんとは、綺麗な琥珀のような金色の瞳だった筈のその目を見てればわかる。なんて言えないけど。
「‥‥そっか」
少し目頭に涙をためた燭台切は、グッと涙を堪えている
「‥頑張ったなんて、言われたこと無かったかも」
「なんや、それじゃ自分が労ってあげましょか？」
膝枕でもどうです？とわざとらしく言うと燭台切はふふっと笑った
「結構だよ。‥というか、名前聞いたのにまだアンタって言うのかい？」
「あー‥燭台切さん？」
「光忠。」
「えっ、」
「光忠。‥労ってくれるんだろう？」
「‥光忠」
‥なにその満足そうな笑顔。可愛いんだけど。
みっちゃん推し刀だったから超絶可愛いんだけど。
「明石！何処にいる！」
ふと遠くから男の声が聞こえて来た
その声にみっちゃんの顔が少し険しさを取り戻した
「‥主だね、出陣みたいだ。‥行こうか」
和やかな会話を終えて主の前に出てみればその後ろにいたのは刀剣達。
みんな少なくとも軽傷は負っていて、中傷の者もいる
そのみんなが、私の知ってる刀剣と何処か違う所が何箇所かある
「一軍を組み直したんだ！明石は隊長で入ってくれ！」
お前が軽傷を負ったら帰って来い！と金の刀装を渡された
私の後ろで不安そうにしているみっちゃんに笑顔で言って来ると告げると他のメンバーに混ざって出陣した。
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清水(プロフ) - めっちゃおもろかったです！最高です！今まで読んだ小説の中で、こんなにいい小説は、少なかったと思います！少し文才分けて貰えないでしょうかね…((ﾎﾞｿｯ… (2020年7月27日 18時) (
レス) id: 2cb2a6d1d4 (このIDを非表示/違反報告)
kuroneko021(プロフ) - 最高の小説ですやん めっちゃおもろいわぁ 出来れば続編書いてくれやらへんやろうかぁ (2018年6月25日 19時) (レス) id: 2970afe9a4 (このIDを非表示/違反報告)
琴 - 明けましておめでとう！今年もよろしくね！ (2018年1月1日 10時) (レス) id: 5b480b8d9c (このIDを非表示/違反報告)
琴 - 伝えたよー！あと、番外編みたよ！もう三人が可愛すぎて危なかった。天国から帰れないところだった。 (2017年11月13日 0時) (レス) id: 5b480b8d9c (このIDを非表示/違反報告)
ジル(プロフ) - 琴さん» うわあありがとうございますって妹さんに伝えといて(´；ω；`)嬉しい(´；ω；`) (2017年11月12日 6時) (レス) id: 4811f67d94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジル | 作成日時：2017年10月28日 20時
