【黒○】虹の夢【刀剣乱舞】

第十七話 ページ19

初期刀を顕現してからの初日




案の定ゲート付近で待っててくれた大倶利伽羅が可愛すぎて可愛すぎて‥



でも流石に遅くなったのは申し訳なくてごめんなって謝ったら何だか少しホッとした顔をしてた







明日は平日で学校だし‥早く帰って来れるだろうか‥






今日はちゃんと約束通り刀装がなくなる前に帰ってくるを繰り返して出陣してたみたい








でもいつ傷を負うか分からないでしょう？




傷を負った大倶利伽羅を一人放置するの？





無理進軍をしてしまったらどうしよう‥





もし、折れてしまったら‥








「‥倶利伽羅。明日は、俺もここに居るから。」







「‥？明日も学校へ行くと言っていただろう」







「いや、大丈夫。学校だってホントは行かなきゃなんねぇんだろうけど、責任のある立場になって、その責任を放るような事はしたくないし」




「それに、顕現したばかりで勝手もよく分からねえのに置いてっちまったし。そのお詫びも兼ねて、明日は一緒に過ごしてくれるか？」





「‥‥！」





目を見開いた大倶利伽羅にそれでも目を逸らさないでジッと見つめる






「‥‥勝手にしろ」




「‥！ははっ、ありがとな」






ほんと、我が子が今日も可愛くて可愛くて毎日が楽しいです(真顔)





部屋へ戻る大倶利伽羅の後ろをついていく





明日は休みか。何をしようか。




そういえば、今まで学校休んだことなかったかも









ふとよぎった頭に浮かんだのはカラフルな後輩達






「‥‥いや、俺が居なくてもちゃんと練習すんだろ」








いらない想像を無理矢理頭から追いやって





目の前の背中に思いっきり走り寄った

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