6、呼び出しと怒り。 ページ7
自転車競技部に入部してから、
一週間。
Aはマネージャーの仕事を
しっかりと勤めていた。
そんなある日。
3年女子に呼び出されたのだ。
呼び出された先に行くと、
急に髪を引っ張られた。
3年女子「あんたみたいな1年が
自転車競技部に軽々しく関わってんじゃ無いわよ。」
そう、いいながら。
Aは、冷静だった。
異常なくらいに。
3年女子「ちょっと！
何か言ったらどうなの？！」
A「先輩。
嫉妬は醜いですよ？」
そう、笑いながら言ったのだ。
それには3年女子も腹が立ったのだろう、大声でまくし立てた。
運がいいのか悪いのか。
そこに黒田が通りかかった。
黒田「おい、んなとこでなにしてんだよ？」
黒田は状況を察していた。
しかし、予想外なことが一つ。
Aの様子がいつもとは違うことだ。
3年女子「べ、べつに何もしてないわ。
それより黒田くん、
この1年、猫かぶってんじゃ無いの？」
黒田「はぁ？」
3年女子「だって、こいつ。
さっき私に何て言ったと思う？」
黒田「知らねーよ」
そこで黙っていたAが口を挟んだ。
A「嫉妬は醜いですよ？って
言っただけですけど。」
今度は無表情で言い放った。
黒田「…？おい、何かお前おかしいぞ？」
流石に違和感を感じた黒田が問うと、
A「おかしくなんて有りませんよ。
ただ嫌いなんですよ。
先輩みたいな女子が。」
それは本心なのだろう。
しかし
その言葉は3年女子を怒らせるだけだった。
3年女子「はぁ！？
なにいってんの？！
1年のくせに、生意気なのよ！」
掴みかかろうとするのを黒田が止めた。
黒田「やめとけって。
おい、A、今のは言い過ぎだろ。」
A「……」
Aはそのまま走り去ってしまった。
翌日。
黒田「おーい？
こないだは何だったんだよ？」
A「なんでも無いですよ。
本心を口に出しただけなんです。」
黒田「(しゃーねーなぁ…)」
黒田は荒北に連絡して聞いて見ることにした。
荒北からの返信待ちの時。
主将の泉田とエースの葦木場にも、
このことを話した。
泉田「うーん…
なにか、傷つくことがあったとか？」
黒田「いや、傷つくっつーより…」
そこまで言ったところで、
荒北からの返信が来た。
ヤストモ多分それ、切れてんダロ
それだけだった。
キレてた？あれが？？？
疑問しか残らなかった。
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アンズ(プロフ) - あﾞー！キュンの暴力ぅーーってか！！！29話の会話もう声出して『うわ、クズ』って言っちゃいましたよ！（笑） (2019年8月8日 23時) (
レス) id: 7c15717d35 (このIDを非表示/違反報告)
にじむー(プロフ) - シャンペドロス勢万歳さん» ありがとうございます！めちゃくちゃ頑張ります！！ (2018年3月30日 8時) (レス) id: 0fe1ee6db2 (このIDを非表示/違反報告)
にじむー(プロフ) - 雪だるまさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！更新間に合ってなくて申し訳ないです、頑張らせていただきます！！ (2018年3月30日 8時) (レス) id: 0fe1ee6db2 (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - 初めまして雪だるまです！ずっとキュンキュンしながら見てました！これからも頑張ってください(≧∀≦*) (2018年2月28日 17時) (レス) id: fe43bd07c9 (このIDを非表示/違反報告)
シャンペドロス勢万歳 - めっちゃ面白いです！更新待ってます！ (2017年11月9日 23時) (レス) id: 27651a6d6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にじむー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/yuutahinatalove
作成日時：2016年9月26日 19時
